Libraccio 〜 学校図書 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

どこにいても、環境や経験によって、知りえる世界、知りえない世界とあることだろう。

イタリアに住んで19年。子供が高校に入り、初めて知ったことがある。

学校の教科書は新品ではなく、中古を使うべし。

Libraccio(リブラッチョ)という名は聞いていたが、何のことだかわからなかった。一般図書も扱っているが、学校図書の売買を行っている。学年末が近づいてくると、緑色のリブラッチョのロゴの入ったATMのバスが走るくらいのすごい広告。

そりゃあそうだ。留年、転校、退学・・・日常茶飯事。教科書が要らなくなることなんて簡単なんだから。

以前は、ドウモ近くのリブラッチョに通っていたが 、狭い間口で、学校図書を扱うのは地下。9月の始業前後になると、お店の外にまで行列になるくらい。学校の教科書リストを持っていって、奥の倉庫にあるものから、本の状態を見せてもらい(それによって値段は違う)選択、購入。ないものに限っては予約となる。オンラインもあるが、本の状態はわからずに送られてくるから、できれば直接店に足を運んだほうがいい。

先日、長女の高1-2年時代の教科書を売りにいった。土曜日の午後だから、すいているかと思ったら間違いだった。30分近く並んだだろうか?23冊本を持っていって、買い取ってくれたのはたったの7冊。しかもよいコンディションのものまでもはねられた。次はもっと早い時点で持ってきてくれる?といわれた 。需要と供給のバランスというものか。

もって帰るのが面倒だったので、引き取ってもらえなかったものを、店においていったら、長女に怒られた。来年時期を見計らって持っていけば売れたのに・・・・といっても、もとは誰のお金で、誰がやるとというのか?!

初年度、5-600ユーロ払って、戻ってきたのはたったの22ユーロ。しかも、今になって買わなくてはならなくなったギリシャ語の教科書29.9ユーロは新品同様であったが、新品ではあらず。22ユーロ差し引いてもらい、それでも7ユーロ支払ったのだから、リブラッチョもいい商売だよな・・・

皆、スーツケースで本を持ち込んでいたが、半分以上再び持ち帰り。一度長男の中学の教科書で、入 荷まちだったので、長女の古い本を持って始業し、結局新たなものは封をあけていなかったので、半分くらいの値で買い取ってもらえるか?と思ったら、この教科書は有り余っているから要らない、と断られ、だからといっても持っていても仕方ないので、そのまま置いてきてしまったことがある。今思うと、腹立つな・・・

案外リブラッチョはいい商売なのかも。学校図書のみならずBookoffよろしく、いろいろな本も扱えばいいのに・・・

ちなみに、リブラッチョのオンラインもアマゾンでの購入でもイタリアの送料は馬鹿高い。まだまだその分野は競争がない分、一つの業者が勝ち誇っているのだろう。

来年は賢く教科書を購入したいものだ。

こちらは、リブラッチョのHP。
Scuolastici nuovi e usatiをクリックすると、州→県→市まで絞られ、その後公立、私立校→高校、専門学校と来て、クラスを選択すると、必要な教科書がすべてわかるシステムとなっている。そのうちPCで授業をする日がイタリアには来るのだろうか。

http://www.libraccio.it/