最近のお気に入り ~ 秘密のサロン・Adelaide | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

いつも利用しているトラムの終点にさびれた八百屋があった。店先にいつもシクラメンが売られていたが、どうもぱっとしない・・・。 

が、夏休み前に改装をしはじめ、ミラノに戻ってみるとお洒落な八百屋になっているではないの!しかも中を覗いてみたら、ジェラテリアになっていたから驚き・・・ 

 そこのフルラート(ミルクセーキ)がおいしいと聞いていたが、まずはジェラートを試してみた。 

メニューはこちら↓ 



思わずジェラートの画像だけ撮るのを忘れてしまったのだが(アッチデンティ!)どれも、着色料を使っておらず、初めて真っ白のミントを食べてみた。野生のミントを使用しているので、香りも強く、好きな人は好きなだし、だめな人はだめだろう・・・ミントをつぶしてミキサーにかけて作るのだそうだ。 

Kibanaというのも食べてみた。キウイ+バナナ味。そのままキウイとバナナ味。でもそのコンビネーションがなんとも言えない。ストラッチャテッラといういわゆるチョコチップ入りのミルク・ジェラートはあとから胸焼けするのが多いが、これまたほんのり甘くて美味。どこへいっても食べるのが、ピスタチオだが、今まで食べた中で一番好きかも!全種類ためしてみたい。2ユーロ。 

ちなみに、フルラートは、マンゴー+ヨーグルト+蜂蜜味。アーモンド+イチゴ味。にんじん+マンゴー味。イチゴ+スイカ味・・・などなどどれも興味あり。これは4ユーロ。 

そして、こちらが内装↓  


サロンのようなゆったりできるスペース。左の棚には、アイスクリームの本をはじめ、「Origami」「Akira Kurosawa」という本も並んでおりびっくり!! 

この場所は、周りがポポラーレと呼ばれる庶民的アパートが群がっているが、5,60年前から住んでいるイタリア人のお年寄りかアラブ人をはじめ、東南アジア、南米系が多いところ。けれど、ピアッツアの反対側は、閑静かつ高級住宅地。またフランス人学校があるので、昼間は同じ経営者が経営する隣のバールは、フランス人でいっぱい。非常に不思議なスペースなのだ。

ちなみに、隣のバール「Cafe people」はItamaの前に打ち合わせする場所。子供を小学校へ送り届けると、Come solito al ピーポー!!いつもの場所ね!と車組、自転車組と別れ現地集合するのだ。笑 さすがにフランス人が多いので、クロワッサンのバターの量も多く、またデニッシュの数も豊富。(画像なし)ドーナツもかわいい!!(どんだけ糖分採ってる?!爆) 

あ~このAdelaideで、ニット・カフェでもできたらいいかも・・・などとちょっぴり夢が膨らんだ。笑 

http://www.adelaidemilano.it/