今が旬 〜 イチジク | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

昨日子供たちを補習校に送ってから、スーパーに夫と出かけた。おいしい桃が食べたい・・・というので、じゃあ土曜日ならまだメルカートが開いているから、行ってみる?といってメルカートへ移動。桃を買っていると、後から車を停めてきた夫も登場。メルカートのおじさんに薦められて、プラムを食べさせられていた。私は2軒となりのお花屋さんを見に行き、戻ってみると、大袋を持たされている。何をかったの?というと、結局、桃2種類にプラムとイチジクも安くしてやるといわれちゃったから2パック・・・・って、どんだけ買ったのよ?!

肝心な夫は、すぐに出張。子供たちは、あまりイチジクを食べないのでジャムにすることにした。

さて、イチジクはイタリア語でFico(フィーコ)といい、複数になるとFichi(フィーキ)となる。緑色のイチジクと、濃い紫色のイチジクがある。個人的には、濃い紫色が好き。

イチジクは漢字では「無花果」または、「映日果」と書く。イチジクって花をつけなかったっけ?実がならないのは、聖書のたとえ話か・・・笑 旧約聖書の『創世記』の、エデンの園で禁断の果実を食べたアダムとエバは、自分たちが裸であることに気づいて、いちじくの葉で作った腰ミノを身につける・・・というのは、有名な話。

話は基、ジャム作り。

メルカートのおじさんが、『イチジクの皮はむいて作るんだぞ~。』と何度も言っていた。はいはい、わかってますよ。

というわけで、皮をむいてスライスにする。



レシピでは、イチジク500gに対して砂糖200gということだったが、ないじゃないか!イチジクは2パック。量るの忘れた!たぶん1キロ近い。しかし、家にあった砂糖は200g弱。まあ甘さ控えめ200gで行くか・・・とはいえ、その半分の100gのみとレモン汁をいれて煮る。 


あくをとり、弱火で20分ほど煮込む。かなり甘い!!


できあがり~。ジャムは冷凍保存ができるというので、半分は冷凍用。

明日の朝は、パンで食べよう。あっクレープがいいか?!考えてみたら、イチジクのジャムは、生ハムとチーズにもマッチング!ヨーグルトにもいいし、チョコレート・スフレにもいけそうだ!ジャムで作るムースというのも簡単でおいしそうだ・・・濃いアール・グレーの紅茶に入れても美味。

イチジク2パックで3ユーロ。メルカートの終了間際に行くといいことがあるかも~。

http://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/figue.htm外部リンク
http://cookpad.com/recipe/401418外部リンク