イタリアの高校は、不可(10段階の5以下)を1つでもとると、赤点となり、追試を受けないと進級できない。3つ以上は留年。
追試は、1924年のジェンティーレ改革で導入され、1977年に、9月の追試は、小学校と中学校のものは廃止された。
1995年、高校でも追試が廃止され、再履修コースが設けられたけれど、2008年より復活。8月31日まで、またはその直後に試験を受けないといけない。
イタリアとロンバルディア州の高校の赤点の比率を調べてみようとしたが、たぶん試験結果が出る、始業後、9月の発表のようだ。(小学校、中学校の追試はないため、不可があれば落第となるが、珍しい話ではない。ちなみに小中学校に関しては、学校前に貼り出される結果を見ると、名前がほとんど外国人であるのがわかる。)
いずれにしても、毎年赤点を取るパーセンテージは増えてきているし、2012-2013年度から本格的な教育改革で、ラテン語も古典科や理数科高校だけの難関な教科とはならず、言語学科や人文科にも必須教科となったので、これで点数を落とす学生も増えることだろう。(それでもこれって時代に相当しているのかな?)
かという、我が家の長女も赤点3つ。古典高校にいきながら、ラテン語・ギリシャ語がひっかかるってどういうことよ!と思ったら、普通のようだ。6月に進級発表を見に行ったときは、追試待ちの学生が多かったこと!
というわけで、昨日(9月1日。学科によっては8月31日から開始)から長女の試験が始まった。昨日はラテン語の筆記。これは何とか上手く行った様子。そして、明日は8時半よりギリシャ語。そして、午後からラテン語・ギリシャ語・数学の口答試験が重なる。数学は、ただ問題を解くだけではなく、教授たちの前で、説明しながら解いていかないといけないらしい。つまり、説明力もしっかりしていないといけないというわけだ。厳しいね~。
学校の偏差値がないため、入るのは簡単だが、卒業するのが大変なイタリアの高校。5年目の最後にマトゥリタというイタリア人の人生で最大の難関か?!という卒業資格試験もある。もちろん、高校は義務教育ではないけれど、さすがに今の時代、日本同様、中卒というのは珍しい。
今年は、長男が中3。秋以降来年度の高校を探さないといけない。夏休みも、今までのように思うように取れなくなるな・・・今日やはり理数科の高校へ行っている長女の友達の母親に偶然あったが、2教科赤点、今週3日に渡って追試が行われるとかで、思い切り心配して暗かった。
そして、結果が出ない限り、心が晴れない夏休み。長女の場合、進級しても留年しても、クラスは変わるので(学年があがるほど、クラス数は減っていき、今までの彼女のクラスはくじでなくなることが決定!いずれにしても、クラスメートはばらばらに・・・弱肉強食の世界なのだ!)、新たに教科書を注文しないといけない。いずれにしても、来週から始業なのに、どうするんだろうね・・・