雨を楽しむ和傘 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

梅雨明け宣言がされたものの、真夏日よりはたったの数日の関東地方。 
毎日, 空模様はどんよりしており、日に数回雨が降る。夜も、涼しくって、クーラーどころか扇風機さえも必要なく, 毛布をかけて熟睡できる!! 

ところで、今日地元のスーパーの特設会場で, 和傘や民芸品のコーナーが設けられていた。ふと、目に入った蛇の目傘・・・数年前の帰国中にも,買おうかどうしようか迷ったことがある。吸い込まれるように、家族をおいて傘を見に行くと、私の好きな紫色、からし色に群青色、深緑などの傘が一杯!! 

雨にぬれると桜模様や唐草模様が浮き出る傘や, ふちが黒で中がワインカラーやからし色、群青色の蛇の目傘あり。 

蛇の目傘とは、字のごとく、開くと蛇の目の模様がでる日本独特の傘。元禄時代、中央と周囲は青土佐紙、中間は白紙張利で、おもに僧侶や医師が用いたという。 

又、舞妓さんにも愛用されている蛇の目傘は、和服を着た女性に大変良く似合う。江戸時代には浮世絵の画題として美人と蛇の目傘の組み合わせは多く取り上げられており、あでやかな日本美を表現する重要な品として描かれている。又、歌舞伎などの伝統芸能の世界にも、なくてはならない小道具として登場する。 

さて、この今日みた傘のうち、模様が浮き出る傘は,骨が16本。蛇の目傘は骨が24本なので,微妙に重量感はあるものの, しっかりしているという。迷いに迷って,薄紫色の和桜傘を購入。そして、まだミラノに残っている長女を監視(!)し、ギリシャ語の家庭教師まで手配してくれたフランス人の友人Jにからし色の蛇の目傘をお土産に購入。 
♪雨, 雨、降れ、降れ、かあさんが~、蛇の目でお迎えうっれしいな~、 ピッチ ピッチ チャップ チャップ ランランラン♪ 
雨の日が楽しみだ。 

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