夏の読書 ~ ぼくは12歳 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。


生きていたら今年50歳。 
結婚して、中学生か高校生くらいの子供をもつ父親だったかもしれない。 

享年12歳9ヶ月。ちょうど我が家の長男と同い年だ。 
1975年、団地から投身自殺した真史君が、したためていた日記を詩集にまとめている。 

12歳とは思えないような、鋭い感性と、冷めた目。 
純粋すぎて、そして孤独の殻に閉じこもってしまっていたのだろうか? 

今回、12歳の長男が読んで、なんと言うかと思い,購入してみた。 

また最近では、いじめが原因で自殺する中高生が絶えない今日この頃。(真史君の自殺の原因は不明)都内に住む友人の小学校では、「子供を自殺させない育て方」という講演会があったと聞き、驚いた。それとこれとは別問題ではあるが、皆、自分の子供の身近にいじめが存在する時、被害者にならないことばかり気にして、加害者になることは頭にないような気がする。親として、自分が人にされて嫌なことは、人に対してしてはいけないし、人の痛みがわかる子どもを育てなきゃいけないとつくづく思う。 

一度廃刊になったが、新編になって出版された本でもあるし、多くの方に読んでいただきたい。