帰国後3週間。
会いたい友達は沢山いるけれど、次男が体験で通学しており、午後の2時,3時あたりには帰宅してしまうから、なかなか出かけていられない。毎年,学校が終了するのを待つようになるが、長男・次男を連れて行こうものなら、すぐ喧嘩が始まるし,だからといってゲームをやらせっ放しにするのも嫌だし、かと思えば、大人の話に割り込んできて,ゆっくり落ち着いて話なんぞしていられない。
ところで、今回、ミラノ大学で日本語を学んでいる友人が,初来日。東京の日本語学校に短期留学が目的だ。去年から、予定を聞いていたので、是非東京で会おうね、と話していた。友人といっても、二十歳そこそこ。ご両親の年齢も私とさほど変わらない。
6月末に彼女はやってきた。来る前に、学校のHP, 滞在先の連絡先もすべて教えてくれていたが、ステイ先は江戸川区なのに、最寄の駅はJR新大久保駅、といっていたので、それは違う、と指摘するとパニックになってしまった。東京はミラノよりずっと都会だし、ましてや彼女はミラノ郊外出身。JR, 東京メトロの地図とにらめっこしても想像を絶する大きさであったことと思う。結局学校側の間違いだと彼女もわかり、安心して来日。
今日、火曜日が早く授業が終わるので、私の都合さえよければランチを一緒にどうですか?とメッセージをもらった。けれど、今日に限って母が外出。次男が帰宅したときに、父一人では、会話にもならないし(父は超マイペース)長男に残ってくれる?とういと、え~っ?!この世の終わりのごとくブーブー文句を言われたが、「お土産はケンタッキーね!」といって納得。しばしの数時間、一人で出かけた。久々の子抜きランチ。
行ってみると、彼女と一緒に来日したイタリア人の学生2人も一緒だった。
語学学校がある高田馬場は、私にとっては未知の場所。20数年前、早稲田の夜間のオープン・カレッジの講座をいくつかとっていたが,東西線の早稲田駅を利用していたので、高田馬場側はまったくわからない。
話をしてみると、大学で学んでいる彼らの日本語の先生は、皆私の友達。狭い世界よね。彼らは、ここでは皆、ホーム・ステイ。1時間前後の時間をかけて、語学学校に通っているという。彼らは皆ミラノ郊外からミラノの大学に通っているので、それはさほど苦痛ではないらしい。
毎日会話中心の授業で、帰宅前にクラス・メートと東京散策に出かけているのだそうだ。約1ヶ月の滞在でそんなに回るの?というくらい、関東を中心にあちこちでかけ、もちろん語学や日本文化を学ぶ。日本とイタリアは文化はもちろん、言語もまったく違う。両方学べる私の子どもたちがうらやましいという。『そんなことないのよ、「なんでイタリアにいるのに、日本語を勉強しなきゃいけない!」「なんで土曜日なのに、補習校なんかに行かなきゃいけない!」って毎週戦いよ。』というと、「ぜ~ったい、感謝する日が来るさ!」と彼ら。たしかに、補習校を卒業していくときに、皆卒業生たちはそう言っていくけれど・・・
見るもの、触れるもの、日本のすべてが興味深いという。まあ1ヶ月だからそう思うこともあるだろう。逆に私もイタリアに初めて着いたときは、そう思ったが、段々なれてくると、「日本はこうなのに・・・」とイタリアの機能しないところに立腹をこえ、落胆し、嫌になることも沢山あった。今は、それを超え、それでもイタリア、仕方ないな・・・と思いつつ愛着がわく。
これから、「お台場に行くけれど一緒に行きますか?」といわれたが、さすがにそれは,辞退した。子どもを置いていっているし、お台場に行こうものなら、何時に帰宅できるかわからない。後から彼らのクラスメートの日系ブラジル人も加わり、山手線で途中まで一緒だった。
帰宅して新たに知り合った学生たちとFacebookでお友達に。ミラノに戻ったら、日本人のコミュ二ティに加わりたいよ~と彼ら。若いっていいね!