今日は、最終確認ということで、ボランティアがFieraに全出動。
子供向けのスペースもほぼ準備完了。
←いくつかある会場の入り口。ここは普段、ファッション・ショーにも使われる入り口。 
こちらに明朝900人の子供(3歳~18歳)が集合する。 ↑
会場の中で、偶然ミラノのスコラ大司教とお会いした。黒塗りの車で出るところであったが、最後に私たちに両腕を振ってくださり「Buon lavoro!」よい仕事を!つまりがんばって!というお言葉をかけてくださった。SPがいっぱいで、警察の車も護衛していた。
ところで、今日は12時からのミーティングだったのでよかったのだが、今朝から長女の滞在許可の件で、警察に出かけていた。8時半に1番の予約がなぜか1時間半待ち。しかも、ローマだかナポリ弁ばりばりの警察官で、何を言っているかわからない!しかも、自問自答なのか?私に質問なのか?怒っているのか?まったく理解できず・・・長女は笑うのを必死にこらえている。Carta di Soggiornoといういわゆる期限なしの滞在許可を家族は持っているのに、なぜか今まで長女だけ違う種類の滞在許可だったことが判明。なぜ?しかも、今回は2年しか更新できないと聞いていたのに、期限なしが申請でき、すでに支払っていた158ユーロのうち100ユーロが返金されることも判明した。どうも狐につままれた気がする。しかも、予定外の私のパスポートを要求され、もっていないというと、すぐにファックスで送ってくれれば、いいとのこと。なんたって、日本人はきちんとしているから、問題ないよ!とすぐに送るという前提で、書類は完了。あとでどんでん返しが来ませんように。
その後、大急ぎで帰宅。文房具屋へ走り、私のパスポートをコピーし、そのままファックスを依頼した。一分一秒さえ無駄にできない半日だった。
話は基、私たちボランティアをまとめるリーダーたちは、皆イタリア各地方から派遣されてきている。どういう組織なの?ときくと、すでにこのイベントのために数年前に組織されたグループなのだという。イタリア人でも無駄のない、完璧なオーガニゼーション。彼らは、昨日も、われわれが休みの間も、朝の9時から夜の12時まで、食事以外はずっとミーティングだったそうだ。
今だ、6月2日、3日の私たちボランティアのミッション指令が出ていないが、今晩中に指令がでるという。地元教会の巡礼団も日曜日のパパ様のミサ参列のために、朝5時半に最寄の地下鉄の駅に集合だという。
>今のことに集中する。余計なことは考えない。
昨日そう書いた。余計なことを考えている暇さえない。その場のことに集中せざるを得ないわけ。
そして、ボランティアのグループでは、仕事に入る前と、終了する際に、皆で輪になって手をつないで「主の祈り」をいのる。
・・・・・私たちを誘惑に陥らせず悪よりお救いください。アーメン
non ci indurre in tentazione, ma liberaci dal male, Amen.
そう祈ったところで、手を離すのだが、毎回一瞬、両脇の人の手に力がこもり、手を離す。それは、何かお互いが心で、祈りを確認しあっているようで、今回、初めて感動したこと。
明日は8時にFiera入りしないといけない。そして18時半まで。
かなり精神が高ぶってきたぞ~笑
