Milano Food Week | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

ミラノは、デザイン・ウィークがおわり、今度は今日5月17日から27日までフード・ウィーク。 

9日間の間に、ミラノのあちこちで試食、ディナー、料理、お菓子教室、ワインにカクテル・・・と200のイベントが企画されているという。 

かつて「美食ブーム」があったが、ある年齢になると、そのつけがきて、 「糖尿病」「高血圧症」「高脂血症」などいわゆる生活習慣病に悩まされる。(もちろん、家系・体質もあるだろうが)ちなみに私は低血圧で毎朝起きるのがしんどい!医者に相談してもMeglio!いいじゃないか!といわれるだけ・・・そういうものなの?! 

そして、健康や生活リズムを見直され、スロー・フードや粗食もまたブームとなっているが・・・日本もイタリアもしゃれた飲食店が急増しているということは、景気の回復云々にかかわらず、だんだん家でご飯を食べなくなってきている傾向なのだろうか? 

我が家の外食史・・・そりゃあ夫や子供たちの腹を見ればわかりますわ。フォアグラ状態。 

さて、先日日記にも書いたが、昨日は長女の誕生日だった。私は彼女に食べたいものを決めさせようとしたら、「Zuccottoのお店。」とまず答えた。中国人経営のイタリアンなのだが、料理は普通。けれど、なぜかそこのZuccotto(カスタードクリームと生クリーム、果物などが入ったケーキ)というケーキが子供たちはお気に入り。夫はドルチェは食べないせいか、反応なし。どこかで食べてから、California Bakeryのケーキを食べるのはどう?という。家で食べるなら日本のショート・ケーキといわれていたので、それなら無理。といって、私も作る気なし。どうしても、ふわんふわんのスポンジができないからだ。 

ならば、「Caramellatoのお店」という。昨年あたりにできた高級中華レストラン(Bon Wei)でそこで食べたベッコウ飴化したアイスクリームのお店。やせたい、やせたいといっている割に、やたらドルチェにこだわるのだ。笑 

でも夫の中ではすでにプログラムはできていた!まずはBasaraで食べて、先週出来たばかりの同じ通りにあるCalifornia Bakeryでケーキを食べると・・・ 

Basaraは以前にも紹介したことがあるが、隠れ家にしたいお店。それが最近は駐在員妻・日本人女性でいっぱいなんだな。やけになり(?)中華街に浮気していると、何度もシェフからラブコールが・・・それでも今では、予約がとれないお店になってしまったので、行くぞ!という夫に対し、「無理だよ」と夫に言うと、「うちの妻はシェフの愛人だぞ!」とわけのわからない電話をして無理やり予約を取ろうとしている。はい、私はBasara愛好者・・・というわけで、予約がとれたところで激混みの中でかけてきた。 

その朝にマグロが入ったしっかり情報ゲットしていたのだ。 

続いて、どっカーンと握りが50貫。皆いっせいに数を数えて一人頭の数をだす。(でも私は5,6貫しか食べていないような・・・)思わず10分で完食。  

続いて30貫。

ペースは落ちたが、これまた10分で完食。どうなってんの?! 

お会計を済まして、お約束のCalifornia Bakeryへ・・・ここはチーズ・ケーキが有名だが、私は苦手。 

帰宅すると、また「腹減った~」ってどういう胃してんでしょうか?! 

いずれにしても、長女は大満足のようだった。お菓子の師匠にレシピをもらい、ふわふわのイチゴ・ショート・ケーキでも作ってみるか! 


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http://ameblo.jp/sofiamilano/entry-11006013890.html 
http://milanofoodweek.it/public/index.php 
http://www.californiabakery.it/ 
http://2night.it/bonweiristorantecinese