4月25日(水)は『イタリア解放記念日』だった。 イタリアにとっての第二次大戦の終戦記念日。そして、週末をはさみ、5月1日(火)は「メーデー」で祝日。間の木・金曜日そして、月曜日を飛び石連休にして、7連休にしている学校もあるという。イタリアでは、それをポンテ(橋)というのだが、我が家の子供たちの学校もItamaを借りている校舎も関係なかったのだが、Itamaのスタッフの子供がポンテということで、旅行に出てしまった人たちもいたので、今日のItamaは6月のCils(イタリア語検定)を控えている生徒のみ登校となり、中には、託児所も必要の人もいるはず、ということで、われわれスタッフも通常通り出勤?した。
授業が始まる9時半を過ぎ、だれも来ない。スタッフ4名。おもちゃの片付けでもする?といい、作業を始めてから4歳のエジプト人と9ヶ月半のイタロ・ジャポネーゼ登場。4歳の子供は一人遊びも上手でまったく問題なし。一人でイタリア語を喋り捲っているが、ハーフのD君が最近、人見知りがはじまり泣いて泣いて大変な時期に突入。
ところで、先日、保育園の先生でもあり、児童心理学にも詳しいママ友をゲストに、スパツィオ・ビンビ(ベビー・ルーム)のスタッフにいかに子供に接するか、またおもちゃの選び方などを講義してもらった。とはいえ、私は風邪でダウンしていたので欠席。
後にスタッフでもう一度集まり、休んでいた人に、講義の内容をしらせてもらった。電池の入った大きなおもちゃは与えない。外遊びで遊ぶような乗り物は、室内で遊ばせない。逆に変身あそび、レゴや創造性をのばすおもちゃをすすめられ、おもちゃの整理をするよう進められた。たしかにスパツィオ・ビンビにあるおもちゃは、ほとんどが寄付や家にあるものを集めたものだが、向き、不向きはある。不要になったおもちゃを修道院や乳児院に寄付する人はも沢山いるが、あれは下手したら迷惑になることもあるんじゃないかな・・・と常に思う。
というわけで、今日はおもちゃの整理をした。
まだ綺麗だけれど、処分できないものに関しては、友人のお姉さんで市会議員をしている人に連絡をとり、不要なおもちゃをどこで、どのようにわけたらいいか相談した。6月に地域で催し物をする予定なので、とっておいてほしいということだった。
ハーフちゃんは、最後の最後まで泣いていた。
次男も保育園ではずっと泣いていた。自分の子供が泣くと、心が痛み滅入ったが、人様の子供だと、いいよ、いいよ、泣いてもいいよ、と思えるのが不思議だ。逆に人見知りもしない子供の方が大丈夫かな?と心配になってしまう。親にとって楽な子供、どうなんだろうなと思う。 素直で親の思い通りな子供、勉強もできる子供。うらやましいけど、やっぱり先行き怖いわ。我が家は問題ばかりの子供だけれど,その方が子供らしいわ、と納得。(ひがみ?!)
さて、このポンテ、連休でも夫は出張。明日は補習校。日曜日はお誕生会、月曜日は私もボランティア(カトリック国際大会)の研修・・・あんまり関係ないんだな。
ポンテになんかしないで、みなもっと仕事、勉強してほしいわ、もう学年末なんだから。