先日、ガルダ湖へ出かける際、道路わきの見渡す限りの菜の花畑を見かけた。真っ黄色だね。子供と話した。土と花の香りが車の外からでもしてくるように感じた。
春の夕暮れ時に、ふと目を上げると、出たばかりの月が東の空に、西にはまだ沈まない太陽があるということがある。あっ太陽が2つだ!!次男が言ったことが何度もある。そういう時間帯に、空も大地も真っ黄色、という風景なのだろうか。
それにしても、最近のミラノは雨、雨、雨。
春の長雨だな・・・と思っていたら、菜種梅雨という言葉があることを、初めて知った。菜の花の盛りのころに降る春の長雨。「菜の花の上にお日様無し」といわれる事もあるんだそうな。けれど、冷たい雨とは違って、しとしとと降り続く暖かい雨。
日本で梅雨というと湿気でべたべた。朝、きちんとブローした髪の毛も、雨と息がつまりそうな地下鉄の中の湿気で,髪が爆発
雨の嫌なイメージも、菜の花と結びつくといくらか明るく感じられる。
ミラノは雨がおさまれば、いきなり初夏になってしまうかも。日本の緑、風薫る5月と違って情緒にかけるなあ・・・・笑
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