今が旬 ~ ルージュな野菜たち Fil rouge | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

イタリアに長くいると、目が慣れてしまい、不思議にも思わなかったが、この時期、赤い葉の野菜(Radicchio)が旬。 

ラディッキオは赤チコリの一種。少し苦味のある赤紫色をした野菜で、一般的に、どれもサラダ、リゾット、グリルなどに使われる。苦味があるが意外にチーズに合う。どれもヴェネト州が産地。 

Rosso tardivo  
葉が細くて先がくるりとカールしている、タルディーボは濃赤と白のコントラストがなんとも美しい。ある程度畑で育ってから収穫しその後水耕栽培することにより、この赤い色を出しているという。歯ごたえがあって、生でサラダとして食べても、グリルにしてもちろん美味しい。 ほどよい苦みとこくがあるのが、特徴でその苦味が肝臓に良いらしい。 

Lungo rosso precoce  
トレヴィザーノと呼ばれる。半分に切ってオーブンに並べ、塩、コショウ、オリーブオイルをかけて、180度のオーブンで15~20分焼くだけ。生ハムやスライスチーズを載せて焼いてもいいだろうし、にんにくとオリーブオイルで香りをつけて焼いたものに、バルサミコ酢をあわせ、パセリ、粉チーズを合わせても美味しい。 

Variegato  
使った事はないが、色が綺麗なので、サラダに使われる事が多いらしい。 
http://www.radicchioditreviso.it/cms/index.php?option=com_content&view=article&id=8&Itemid=28 

Tondo rosso  
見た目は赤いレタス。キオッジャと呼ばれる。なんとこのキオッジャでビールを作るというではないの! 
http://www.sangabriel.it/birre/ambra-rossa 
http://www.marcadoc.it/gustare/Birra-Ambra-Rossa-San-Gabriel-la-birra-al-Radicchio-Rosso-di-Treviso.htm  
もともと苦いビールにラディッキオの苦さ、とくに問題は無いような・・・きゅうり味のペプシの方が、摩訶不思議な味でしたね~。ちなみにこのキオッジャは他のラディッキオよりも苦味が薄く、生で食べた方が美味しいかも。先日友人宅で頂いたサラダは、くるみとオレンジが入っており、レタスのサラダよりもずっと美味しかった。 

赤(実際は赤紫)の野菜は目に鮮やか、そして苦味がある。日本でも、うど、ふきのとう、たらの芽など「春は苦味」と昔からいわれている。ラディッキオの効用は、チコリ同様、チコリ特有の成分としてチコリ酸を含み、強肝作用、解毒作用、消化促進の作用がある。新鮮で生命力がみなぎった春野菜で、デトックスし、体調を整えましょう。 
旬の恵は、自然の摂理にかなった食材! 


http://www.esselunga.it/speciale_news/2012/marzo/index.html#/14/