それぞれが忘れられない、苦しみ、悲しみ、思い、心配、不安などがあるはず。 地震や津波の傷跡は、多くの人の手助けによって、瓦礫が撤去され、姿も消しているだろうけれど、心の傷跡は大きい。
福島では、例年の4割以上も自死者が多かったという。(警察庁統計)何を目的にし、どう生きていけばいいのか。希望を失い、自ら命を絶つしか、解決の方法を選ぶ事が出来なかったということか。また、仮設住宅での孤独死も多いと聞く。
そして、また放射能汚染問題。
あちこちで、 福島支援と脱原発の話を聞く。
とはいえ、放射性廃棄物の処理、原発労働者の被曝などを理由に「原子力は、人間が手を出してはいけない禁断の果実」とする見解と、 原子力は「人類を貧困から解放するために神が与えた無限の力」とする見解もあるという。根本的な見解の相違というのは、どう捕らえればよいのだろう。
それでも、地元の方々の中に、原発再開を求める声もあるという。「放射能よりも、元の貧乏に戻る方が怖い」とのこと。原発の即時廃止とは別に、地域間の経済格差という奥の深い問題もある。
大震災で、パンドラの箱をあけてしまった日本。ギリシャ神話では、パンドラの箱の置くには、「希望」が残っていたはずだが・・・。
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