絡んだ糸 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで30年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

たまに かせになった糸や、コーン巻きになった糸では多すぎるので、毛糸屋さんに適当にとって分けてもらうことがある。それを自分で玉に巻いて編み始める。

  けれど、巻く段階で結局糸がこんがらがってとんでもない状況になってしまうことがたびたび。 

元々は一本の糸。ほどけない訳がないんだよな・・・ 切ってしまえば、繋がりが絶えてしまう。ヘンなところで意地になってやめられない。こんな作業何日目?これは時間の無駄なのだろうか。でも途中で諦められない。諦めてしまうと、人生諦めてしまうみたいでやめられない。ただの意地っ張り?笑 

今度はかせ繰り機、買った方がいいかな。 

椅子の足に巻いたり、サランラップの芯をいれてやってみたが、一気にやらないと、糸が自然に緩んできて、わけわからなくってしまったのが、毎回絡みの原因。長女にたのめばいくらくれる?となる。安く購入してもアルバイト代払ったら意味無いじゃん! 

この「かせ」。 
漢字で書くと糸偏に忍ぶで「綛」と書くそう。 
糸に忍ぶ。毛糸玉を巻くってまさに忍耐の賜物。 

腹立てない、辛抱だ・・・糸巻きながら、人生の修行中。笑