太極拳を始めて4年。太極拳は単なる健康体操ではなく、奥が非常に深く、もっと知りたい、もっとやりたい・・・と思っていても、クラスメートのおば(あ)ちゃんたちが、私よりももっとキャリアがあるのに、フォームを覚えきれず先に進めない。フォームを覚えるのは、ある意味まねをする事から始まると思う。もちろん、記憶力は大切だけれど、私は遅れを取っていた分、毎日何度も何度も練習風景のDVDを見ては真似をし、覚えた。けれど、マエストロにいわれたのは、動きはエレガントでも、何もエネルギーの動きを感じない。私自身、エネルギーが動いている、と感じえないどころか、それがどういうことなのかさえ、いまひとつ分からず。とはいえ、落ち込んだ。形だけで中身が無い。何か自分を見透かされたような気がしたからだ。
そして、今年から太極拳のクラスが週2回になった。 週2度目の木曜日は希望者だけでいい、ということだったので、手を上げたら、結局8人中6人が続ける事になり、レベルに差があるので、マエストロがカバー仕切れないところは、私がフォローするように言われてしまった。「何で私?」不満な顔をしていると、「人を教える事も自分のプラスになる」のだ、という。確かに・・・・ということで、つたないイタリア語でcosì...così...と指導。日本人の奥さんをもつ友人Gは「はい、T子せんせっ」「なにィ~?」もう気がぬけるようなやりとり・・・。
週1度しか来られない人に、差をつけないよう、木曜日は逆に違うこともはじめた。Ci Kungと呼ばれるここ数年イタリアで人気のある太極拳の一つで、Ci(チー)はエネルギー。Kungはカンフー(功夫)のKungに当たるので、気功か???とも思うが、適切な日本語訳が見つからず。(五禽の戯???)
Ci Kungは、五臓六腑(体全体と捕らえ)に働きかけ、内臓のぎくしゃくした気の流れや滞ってしまっている気を動かし、元気にしていくというものなのだが、まず一番初めにならったのは、動物の動き。「華陀の五禽戯」と日本語ではよばれているようだが、「虎」「鹿」「熊」「猿」「鳥」の五禽の動きをもとにした気功で、技ごとに弱りやすい肉体的な部分にそれぞれに応じ作用を備えているという。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=OJCaiPqhpZw
画像はあまりにも長くて、飽きてしまうのだが、まずは「虎」の動き、そして「熊」、「蛇」(私は習った事がない)「猿」、「鳥(鷺)」の動き。「虎」は「腎臓」。「熊」は「脾臓」。「熊」は「心臓」。そして、「鳥」は「肺」に機能するという。それぞれの動きが、各臓器のツボを守り、意念をおくるという。またインナーマッスルが丈夫になるのもよくわかる。お腹まわりの無駄な肉はこれでとれた。
又各臓器に対する動きと共に、出す声(音)というのもあり、その響きが臓器に作用するともいう。どうもヨガのマントラというか、お坊さんのお経を唱えるような感じがしてしまい、敬遠してしまうのだが、今後の内臓強化に期待。
また、シャボラといってサーベルも今期から開始。皆で一緒に始めても記憶力の問題でなかなか前に進めず。忍耐も修行のうちか。一生の修行になりそうだ。そのうち続く・・・笑
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