限りある人生 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで30年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

元旦の初ミサのお説教では、"Il tempo è un dono di Dio". 「時間は神からの恵み」といった話があった。 

「時間」については、これこそ、万人に与えられた平等のもの。貧富の差もない。けれど、その「時間」を「人生」という意味合いでとった時、それこそ、長い人生、短い人生、様々だろう。 

いろんな考えをめぐらせて帰宅。Mixiチェック。あるマイミクさんが面白いサイトを紹介されていた。

http://www.deathclock.com/ 
生年月日、性別、性格、BMI、そして
喫煙者かどうかを入力することで、その人の残りの人生が計算されるというサイトがあるというのだ!BMIに関しては、下記のサイトで簡単に計算できる。 
http://www.health.ne.jp/check/bmi.html 

私の人生は、残りあと33年!(秒数まで出てくる!)しかも、私はノーマルだと入力したが、楽観的だとあと44年。悲観的だと11年。サディスティックだったら2005年にとっくに亡くなっているようだ。笑 どういった根拠でこういった数値が出てくるのか、不思議でたまらないのだが、いずれにしても、自分が70歳代、80歳代になるのは、まだまだ想像つかない。こういう内容を信じたいのではなく、その方が日記内で書かれていた、ある牧師様の言葉の引用として、 

"Our life and our time are gifts from God and we need to use them wisely." 
(私たちの人生も時間も神様から頂いた貴重な贈り物ですので、それらを賢く用いるべきです) 


というのには、非常に納得。 

時間も命も神様からのたまものです。 
それは自分のためにだけ使うものではありません。 
無償でいただいたものですから、 
自由に、条件をつけずにひとに与えて下さい。 
そうしてこそ、たまものは生かされるのです。 
まいた種は十倍、百倍の実を結びます。(by バレンタイン・デ・スーザ神父) 


「今日一日、どうぞ私を愛される人、愛する人にしてください。」 

限りある人生の中で、いかに生きるか。 
時に意識する事は、大切なんじゃないかな。