天皇誕生日 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

天皇陛下が78歳を迎えられた。先月11月に気管支肺炎で入院されたことは、記憶に新しいが、昭和天皇が崩御されたのは、78歳のこと。現在の天皇陛下のほうがずっとお若く見える。 


ミラノの領事館では、12月早々に天皇誕生レセプションが開催された。レセプションでは、バリトン歌手の上江隼人氏が日本・イタリア両国の国家を熱唱。邦人をはじめ各国から300名ほどの人が出席したが、ミラノ総領事からは、天皇陛下の誕生日のお祝いの言葉とともに、今年の東日本大震災に際して、当地の本当に多数のイタリア人、邦人の方々から、日本の被災者への哀悼、励まし、義援金が送られたことに対する、深甚な謝意が表明された。日本が懸命に復興・復活に努めていることを紹介し、更に明年は、復活・復興のみならず、日・北伊の関係の増進にも協力して行きたいとスピーチされた。 

確かに、今年日本は、大震災や豪雨災害など「災害に明け暮れた」一年であり、誰もが忘れられない一年になったと思う。遠くにいても、何ができるか、考えさせられる一年であったし、、被災者が助け合う姿やボランティアなど支援活動を「心強く」感じ、被災者に心を寄せようとされ、被災者の前で膝まづかれて、同じ目線で話されている天皇・皇后の被災地訪問には、心が救われるものがあった。疲れを絶対顔に出さず、常ににこにこされ、国民の鏡だと感じた。 

今日の一般参賀では、記帳と合わせ2万4789人が訪れたという。「東日本大震災や台風による大雨で多くの人命が失われ、遺族や被災者を思うと心が痛みます。被災者のことを忘れることなく、国民みなの幸せを願って過ごしていきたい」と御挨拶。 

どうか、早期にご健康を回復され、皇后陛下とご一緒のお元気なお姿をテニスコートで拝見できますように。 

http://www.asahi.com/national/update/1223/TKY201112220851.html