ピドッキ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

新学期と同時に、学校から必ず通達される内容に「ピドッキ」がある。 

ピノッキオじゃなくって、ピドッキね。いわゆる頭しらみ。我が家も子供3人何度寄生?されたものか・・・

はじめはもう半狂乱になってしまった。だって、その頭じらみは1匹が8つ卵を産み、8日後に孵化するというが、かゆい・・・と感じたときは、頭に数百匹いるのが普通だという。 

友人によると孵化すると手足が動いているのがよくわかるといっていたが、私には、いまだ良く分からず。卵は、白く細長いが、虫になると、微妙に茶色がかった白だが、ふけによく似ていて間違えやすい。が、これが、虫だと、両手両足で、がっちり髪の毛にだっこちゃんのようにしがみついているので、つめ先でちょっとやそっとしごいてみても、身動きもしない。取れたときは、茶色がかったとげにようにしか見えないが、これが正真正銘の虫。頭の皮膚の血をすって生きているらしい。吸血鬼か?!どちらかいうと、後頭部や側頭部の髪の毛の根っこ近くに付着している。 

頭しらみは日本では、初夏に小学校や幼稚園、保育所などで集団発生することがあるというが、イタリアでは一年中じわじわ発生しているように思われる。 

発見されれば、ふとんなどの寝具・衣服などをよく日干しし、よくたたくようにし、衣類、シーツ、枕カバー、帽子などは熱湯で洗濯しないといけない。もちろん、タオルやくし、ブラシの共用もさけなくてはならず、家族中が予防しなくてはならないが、ピドッキ専門のシャンプーを使うと、髪の毛がばりばりになってしまう。黒い髪の毛の日本人でも、一度寄生されてしまうと、完全に駆除するまで結構時間がかかる。金髪や茶色の髪の毛に一度疲れたら、そう簡単には駆除できないだろう。 

それにしても、頭じらみ、ピドッキはイタリアでは結構普通のこと。授業中頭をぼりぼりかいている子には、たいていいるのだと、先生をしている友人が話していた。 

そして、今回次男も頭に8匹発見!ざっとみて8匹だからもっといるかもしれない。逆算すると、やはり始業と共にもらったものなのかもしれない。今日すぐにシャンプー。(ついでに散髪)さすがに数度目の経験。やっと落ち着いて対処できるようになったが、気分のいいものではない。クラスでピドッキが発見されるたび、大騒ぎする親がいる。「○○がピドッキもってるから近づいちゃいけません!」聞いててぞっとする。集団生活、どんなに綺麗にしていても、常に明日はわが身なんだな~。