巷でグリーン・ティといえば、ペットボトルや缶で売られている砂糖入りのもので、日本のお茶とは程遠い味。一度、テ・ヴェルデのグラニータを食べたら、「これ、レモン・ティじゃないかっ」というものもあった。分かっちゃいないんだな・・・イタリア人。
ところで、私は大の抹茶好き。抹茶ミルク、抹茶ケーキ、抹茶のアイスクリームには目がない。でもこの味がわかるというか、好きというイタリア人はまだ少ない。さすがにフランス人は 多いのだけれど。フランス人の友人宅での持ち寄りパーティには、抹茶のアイスクリームやケーキを持っていくと喜ばれるし、逆にバッティングしてしまうことさえある。
先日、南仏のハーゲン・ダッツで、『抹茶&ハイビスカス』というのを食べた。濃厚な抹茶ミルクに、甘酸っぱいハイビスカス。これが又絶妙なマッチング。調べてみたら、欧米のみの期間限定品だった様子。2日続けて食べてよかった!笑
抹茶ジェラートに関しては、ミラノの日本食店でも食べられる。まあどこもだいたい同じ味。けれど、ジェラテリアにもあるよ、と友人に聞き、早速出かけてきたが、私としたことが、お店を間違えてしまった!翌日リベンジ。なんと間違えた店の目と鼻の先にあった ・・・
今年2月に出来たばかりというAttimi di Gusto. バールでありながら、チョコレートやマカロン、そしてそこで作っているジェラートを売っている。彼らの売りは、合成着色料や添加物は使用していないというもの。
今月のスペシャリティは『桃とアマレッティ』。
メレンゲ菓子の一種で、小麦粉の変わりにアーモンドパウダーを使っており、杏仁豆腐の味がする、とでも言おうか。個人的には大好き。けれど、数日前にこのジェラテリアに行ったときは、完売。やはり、日本人としては、絶対
試しておきたい、「抹茶」と「黒ごま味」に挑戦。
甘さ控えめ、濃厚とは言いがたいのは、ミルクも控えめだからなのだろう。年齢のせいか、濃厚なジェラートは後に必ず胸焼けをする。なので、非常にさっぱりした感じが好ましい。子供にこっそり、では申し訳なかっ たので、ジェラートのお持ち帰りをした。さすがに、抹茶とごま味にすれば、子供にはブーイングされるかもしれないと思い、彼らの好きな、ストラッチャテッラを選んだ。いわゆるチョコチップ味。それに何をミックスしようかな・・・と思っていたら、お店の人に、「意外に黒ごま味が合うんですよね」とアドバイスされ、そうしてみた。
昨夜、試食。色を見た途端、子供達は「うわ~っコンクリみたい」食べても「ケスキーフォ!」。何言ってんの!これが癖になるんじゃないの~!!最終的に、食べる事には、好奇心が強くなんでもトライする次男が、おいしい!といって、食べていた。
よく、帰国すると食卓で、私の父に、「お前たちは食わず嫌いだ!」といわれる。そりゃあ、私が作らないよ うな、おつまみやら、珍味をだされたら、一瞬ひるむのは誰でもそうだろう。でも確かに、食べる前から、「嫌い」「食べられない」というのは、おかしいもの。
以前、友人宅で、抹茶寒天のそこにゆであずきがびっしりつまっており、そこに黄粉と黒蜜がかかっているデザートを出してもらった事がある。ミラノでこんなデザートに出会えるなんて感動したことがある。東京の下北沢には、日本茶専門の喫茶店があり、おせんべいや和菓子が一緒についてくる。一度イタリア人の友達を連れて行ったら、感動された。こういう喫茶店が欧米にも開くときがくるのやら・・・