2月も浄化 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。


2月も先月に引き続き、春に向け「浄化の月」とされている。

そろそろ、目がかゆい、鼻がでる・・・というアレルギー症状を訴える人が周りで増えてきた。私も微妙に目がかゆいのだが、一日に1度目を洗浄するだけで、おさまるからまだ軽いものなのだろう。このアレルギーや目の疲れ、充血などは肝気のうっ血によりおこるものと中国医学では考えられるらしい。

そんなわけで、毎年、この時期、オルティカ(ネトル・セイヨウイラクサ)を飲む。鉄分と鉄分の吸収を助けるビタミンCを多く含む。かゆみを鎮めるので、アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎に威力を発揮するという。又鼻づまり、涙目など花粉症の症状も緩和するというこの時期、花粉症で悩む方には最適。貧血や髪の薄い方にもよいそう。 そして、そこに利尿作用のあるフィノッキ(フェンネル・ういきょう)を混ぜてお茶を作ってもらう。

今年は、薬草専門店でオルティカの葉と茎の部分にスギナを混ぜて100g調合してもらった。スギナはオルティカ同様、鉄、カルシウムなど多くのミネラルも含まれている。

これを1300ccの水にスプーン4杯分のお茶っ葉を入れ、20分煮詰める。これを一日かけて飲むとよいそう。

まだ始めて2日なので、よく効果がわからないけれど、これを2週間続けその後、体の浄化作用のプログラムを続けるといいといわれた。ダイエット、でなくてもこの時期、食生活を軽めにすることで結局内臓の働きが良くなりダイエット効果にもつながる。特にこの時期、肝臓や胆嚢がよりよく機能するには、この浄化プログラムが大切なのだという。

そしてまた、こちらのサイトも面白い。ためになります。http://www.kanzou.info/

上記浄化プログラムのメニューはこちら↓
朝食;お茶(番茶、煎茶などグリーンティ)、ビスケット、ヨーグルト、果物

午前中のおやつ: スペルト小麦のクラッカー、または、kamut?またはリンゴ1個

昼食;シリアル(米、大麦、スペルト小麦、カラスムギ、キビ
季節の野菜(生またはゆでたもので、エキストラヴァージン老いる、ヒマラヤ塩または海の塩であじつけしたもの)

午後のおやつ:リンゴ1個または絞ったジュース

夕食; 季節の野菜のミックスまたはゆでた野菜.クアルティロ―ロ(ロンバルディア州産の脂肪の少ない柔らかいチーズ)またはリコッタチーズ、または白身の肉か魚、または卵の黄色味

この時期、とらない方がよいものとして、アルコール、タバコ、キノコ類、袋詰めにされたもの、赤みの肉、精製された塩、調整された牛乳、卵の白身、パン(とくに夜)とあった。日本食とは違う、プログラムなので、日本人にあうのかどうかは疑問だが。

あとは旬のものを食べて、明るく春を迎えましょう♪