クロワッサンが焼けたよ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

先日、ニース旅行で、夫の友人であるミラノの板さんと合流した。
彼はパリ、ミラノと日本食一筋20数年、ミラノの日本食界では、多分1,2番の腕前だろう。(日本食は寿司だけではない!)ニースでの合流2度目。彼はフランス語も流暢だし、なんといっても”おいしいもの”を知っている。毎回家族で大満足できる所へ連れて行ってくれるのが嬉しい。

今まで、フランスでの朝食は、おいしいクロワッサンとカフェ・オ・レと決めていたけれど、最近はどうも胃が弱くなり、朝そのセットを食べてしまうと、胸やけしてしまい、昼食が食べられない。「今回、おいしいクロワッサンまだなんです~。最悪、買って帰ろうかな・・・」と板さんに話したところ、「スーパーで、クロワッサンの生地が缶に入って売っており自宅で、自分で成形して焼くだけのものがあるんですよ~」と教えてくださった。一緒に昼食後、スーパーに出かけたが、見つけられず。彼の方が一泊長かったので、後から見つけたと言って持ってきて下さったのがコレ。
$ミラノの日常 第2弾-クロワッサン6

クロワッサンの生地がすでに二等辺三角形に分割されており、缶に入っている。$ミラノの日常 第2弾-クロワッサン5缶は外側の紙をはがせば、自動的に中身が出るようにな仕組みになっていたにも関わらず、勘違いし、缶きりで開けてしまった!

$ミラノの日常 第2弾-クロワッサン4
$ミラノの日常 第2弾-クロワッサン3クロワッサンは端を伸ばしながら巻くだけ。子供のころの粘土細工を思い出す。笑


$ミラノの日常 第2弾-クロワッサン2こちらはデニッシュ。フォンデンテのチョコレートが入っており、細かくして生地に巻き込むだけ。家にあったシナモン・シュガーを振りかけたもの、そこにドライ・ジンジャーを振りかけたものも試作。レーズンを入れてみたかったが、あいにくみつからず。両脇からくるくると形成。(りんごやオレンジの甘煮を入れてもよかったな・・・)

フランスでは、料理に関しては、使う分量の表示法が日本やイタリアと違うので、毎回悩む。今回もオーブンは、Th.6-7で15分とあったが、うーん、わからず。とりあえず180度で15分焼いてみた。

$ミラノの日常 第2弾-クロワッサン1フランスのパン屋の前を通ると、バターたっぷりのクロワッサンの香りがふわ~っと漂う。それとは、今一つ違う感じがしたので、失敗か?!とも思ったが、それほど重くもなく、それでいて、生地の柔らかさは、やはりイタリアのぱさぱさしたブリオッシュとは違う!しいて言えば、作り方には書かれていなかったが、卵を溶いて作るドリールを塗るべきだったか・・・

それは、また次回のための改善法としておこう♪

私の一押しは、シナモン・シュガー&ジンジャー・デニッシュ。それでもやっぱり2個以上食べると胸やけする~。笑 (先日、デトックスの話を書いたばかりなのに、こんなの作って矛盾してますね。笑)