私は、台北の中山音楽堂でオーケストラを聴いたことがあります。
始まってから10分程して、演奏にどことなく哀調を帯びていることに気がつきました。
なんと、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの代わりに、大小の胡弓で演奏されていました。
そればかりではありませんでした。
何と何と、全楽器が中国楽器でした。
音量、迫力、音色等々 ヨーロッパのオーケストラにひけはとりませんでした。
笙、琵琶、琴、三味線、と日本楽器と言えそうなものを思い浮かべましたが、これとて輸入改良品と気付き、一寸ばかり自信を
なくしました。