先日、日本気象協会が、今年の「お天気重大ニュースランキング」が発表しました。1位が関東の大雪、2位が御嶽山の降灰、3位に西日本の豪雨がランクインしています。
これらを見ても、今年は、めったに起こらないような気象のイベントが一気に起こった年であったと思います。
さて、世界の天気を振り返ってみますと、今年は「記録的」と呼ばれるような事象が数多く起きたような気がします。
そこで、私の独断と偏見で、2014年の世界のお天気ニュースランキングを作ってみました![]()
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第10位 「ブラジル:雹の山・5月」
ワールドカップの行われる数日前に、サンパウロ市に20cmもの雹の山が積もりました。東京・三鷹市でも同じような光景が見られましたね。
第9位 「ロシア:雹の弾丸・7月」
シベリアの海岸で海水浴を楽しんでいた人々を、突然の雹が襲いました。大粒の雹であったので、落下速度が速く、それはまるで弾丸のように見えました。
第8位 「アメリカ:ニューヨークの大雪・11月」
ひと足早い大寒波の影響で、アメリカ五大湖の東岸で記録的な雪が降りました。たった3日間で2メートル以上もの雪が積もり大混乱となりました。約15名の方が亡くなりました。
第7位 「アメリカ:ハワイの溶岩流」
ハワイ島のキラウェア火山が噴火し、5カ月かけて溶岩流が一時間に10メートルというカタツムリ級のノロノロスピードで民家に迫りました。その温度、900度とも言われています。日本人墓地や、数件の家が焼失しました。
第6位 「日本:広島の土砂災害・8月」
短時間豪雨により、土石流が発生。70人を超える人々の命を奪いました。ちなみに「八木」という地名は、もともとは、八木蛇落悪谷(じゃらくじあしだに)と呼ばれていたそうです。由来は「水が、蛇がのたうち回るように流れる様」を表していたのだそうです。元から土砂災害の起こりやすい土地に、宅地化が進んだのが被害を大きくした一因でもありました。




