日本人のユーモア | 森さやかのブログ

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日本人はあまり冗談を言わないと言われますが、必ずしもそうではないようです。



昨日、アメリカのハーバード大学で行われたイグ・ノーベル賞に日本人が選ばれました。ご存知の方も多いでしょうが、この賞は「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」のことです。



この物理学賞に、北里大医療衛生学部馬渕清資教授(63)ら4人が選ばれたのです。



彼らの研究はなんと、「バナナがなぜ滑りやすいのか?」合格



馬渕教授によると、バナナの皮の内側は粘液が詰まった粒が数多くあり、足で踏むと潰れて滑りやすくなる。バナナの皮の上を歩いたときの摩擦係数は通常と比べて6分の1しかないので、滑りやすくなるのだそうです。



誰もがバナナは滑りやすいことは知っていますが、それを研究する人はなかなかいませんよね。それに、馬淵教授のプレゼンは、歌を歌ったり、面白いイラストを見せたりなど、聴衆を大爆笑の渦に巻き込んでいました。すごい度胸です。



実は、日本人はこのイグノーベル賞を8年連続で受賞しています。また1991年にイグノーベル賞が作られてから、6年を除いて毎年のように日本人の研究が選出され続けているのです。



では今まで、どんな研究が賞をとったのか見てみましょう。



1992年(資生堂研究センター)足の匂いの原因となる混合物の解明にひひ

1999年(セーフティ探偵社)妻や夫の下着に適用して浮気を検出するスプレーの開発ラブラブ!





2007年(国立国際医療センター研究所)ウシの排泄物からバニラの香り成分「バニリン」を抽出する研究ガーン



2012年(産業技術総合研究所&お茶の水女子大学)迷惑なおしゃべりをやんわりと制止する装置「スピーチ・ジャマー」開発べーっだ!





実は面白いことに、気象庁もイグノーベル賞を受賞しているのです。

1994年のことです。内容は、ナマズの尾の振り方と地震発生との関係得意げです。地震がナマズによって引き起こされるかどうかを7年間研究した功績だそうです。しかしその後、間違いがあるとして授賞が取り消しになってしまいました。



ところで、世の中には誰も試みない、いや、絶対誰も試みようとはしない挑戦をした天気キャスターがいます。ノルウェーの女性お天気キャスター、Eli Kari Gjengedal41)さんです。



なんと、昨日(918日)から今日にかけての33時間、ぶっ続けで天気予報を放送したというのです。過去の世界記録は24時間だったということで、新たな世界記録を樹立しました。よくまあ、そんなに話す内容がありましたね。





参考文献

http://sankei.jp.msn.com/world/news/140919/amr14091913070006-n1.htm

http://uguisu.skr.jp/recollection/ignobel.html  

http://www.thelocal.no/20140919/norwegian-weather-girl-eli-kari-gjengedal-breaks-world-record






↓イグノーベル賞のマーク(台座から転げ落ちる、考える人)