週末、四国では10日間の間に2,000ミリを超えるような大雨が降りました。
四国や九州、紀伊半島などで史上最悪となる雨量を観測し、多くの住宅や道路が冠水し、土砂崩れが発生、甚大な被害をもたらしました。
これは台風11号の進行速度が非常に遅かったことも原因でした。
しかし、異常な豪雨に見舞われたのは、日本だけではないようです。週末からアメリカ東部が荒れに荒れています。
昨日13日、ニューヨーク州のロングアイランド島で、雨の記録が塗り替えられました。約330㎜の大雨が降ったのです。これは8月の月降水量の約3倍にも及び、ニューヨーク州全体の8月の降水量最多記録です。前回の記録は2011年でトロピカルストームによってもたらされた295㎜だったので、約50㎜記録を更新したことになります。
ちなみに、この330mmはたった9時間のうちに降ったために、排水設備が追い付かず、下の写真の様な洪水が多発しました。
実は、この大雨をもたらした低気圧は、月曜日に、ミシガン州デトロイト(車で有名)でも観測史上2番目となる日降水量(116㎜)をもたらし、2名が亡くなるという被害を出しています。
現在、弱まりながら、カナダ東部を東進中です。
※参考リンク※

