35名を越す死者を出したアメリカの竜巻マシーンは、水曜日、未曾有の豪雨をももたらしました。
特にフロリダ州西部ペンサコーラでは、信じられないほどの大雨が降りました。その量、なんと610mm。年間降水量が約1700mmなので、その3分の1がたった一日のうちに降ったことになります。
ちなみに、去年10月に伊豆大島で大規模な土砂崩れが起きた時は、24時間降水量が約830mmでした。これは年間降水量(約2800mm)の3.5分の1ですから、ほぼ同じだけの割合の雨が降った計算になります。
その結果起きたのが、地面の陥没(↓写真)。道路が完全に崩れてしまっています。さらに町は濁った水で浸水し、人々は車の代わりにボートで移動する始末。残念ながら一名の方が溺死したと伝えられています。
↑AP通信社より
大雨は北東部にも達しています。ボルティモアでもまた、水曜日午後に道路が陥没してしまったようです。そして大変心配なことに、水曜日夜からは、さらに雨が強まる見込みです。
↑Accuweatherより
このように大雨が猛威をふるっているアメリカ東部ですが、西部では記録的な暑さに見舞われています。
水曜日のロサンゼルスの予想気温は37℃。これはその日の第一位の記録です。また、雨も少なく、風が強いために、山火事が発生し、カリフォルニア州南部では数千人が避難を余儀なくされているのです。
↑ Yahoo Newsより
Baltimore ニュース
<http://www.accuweather.com/en/weather-news/breaking-massive-sinkhole-swal/26335339>


