大雪の原因は? | 森さやかのブログ

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腰がいたたた…


週末雪かきを頑張られた方は、筋肉痛に悩まされているのではないでしょうか。私もその一人です。


ご存知の取り、先週金曜日に全国的な大雪が降り、特に関東・甲信地方で再び記録的な大雪に見舞われました。


各地の積雪は以下の通りです:


東京 27センチ(45年ぶりの記録を更新した、先週土曜日と同じ積雪量)
甲府 114センチ (120年前の記録49センチの2倍以上)
軽井沢 99センチ (歴代一位の記録)
前橋 73センチ (歴代一位の記録)
熊谷 63センチ (歴代一位の記録)
宇都宮 32センチ (歴代一位の記録)


それにしても先週土曜日に続き、1週間の内に記録的な大雪に見舞われるとは心中穏やかではいられません。確かに一般的には同じような気象パターンを繰り返すことは多いけれども、何かおかしい。一体何か起きているのでしょうか。


実は、黒潮の流れが影響しているという研究が発表されています。


「日本の太平洋沿岸を北上する黒潮が東海沖で南に大蛇行する冬は、低気圧のコースが沖合にずれ、東京で雪が降りやすくなる(日本経済新聞より)」との研究結果があります。鹿児島大学と北海道大学の共同チームが一昨年の秋に発表しました。


さらに科学ジャーナリストの大宮信光氏によると、
「日本列島の太平洋沿岸を北上する黒潮が大蛇行する冬は・・・、海面温度の分布が変わり、低気圧の進行コースが沖合にずれ、東京に雪が降りやすい気象条件になる」とのこと。今年の冬も黒潮の大蛇行が続いています。


お天気キャスターの森田正光氏も去年からこの冬の大雪を予想されていました。織り込み済みの大雪とはいえ、その量たるや尋常ではありません。


ちなみに黒潮の大蛇行は、黒潮の流量が関係するとも言われていますが、まだ完全には解明されていません。



(↑「黒潮大蛇行」時は3のような流路を通ります。気象庁HPより)


水曜日、木曜日にも、日本の南岸を通る低気圧の影響で大阪や東京などで雪の予報が出ています。雪による事故やけがには、十分お気を付けください。


ところで、我が家の近くでこんな芸術的な雪のアートを見つけました。横から見ても完璧なんです。残念な雪だるまを作っていた私は、なんだか少し恥ずかしくなってしまいました…。