週明けから、南の海上に次々と渦を巻く雲が発生しています。
現在強い台風21号が発生しており、今日午後にはベトナムに上陸する見込みです。この台風の国際名称はWutip(ウーティップ)で、マカオの言葉で蝶を意味します。蝶々のように比較的ゆっくりとしたスピードで西に進んでいます。
一方、東に目を向けてみますと、他の2つの渦を巻く雲が見られます。一つは今朝、台風22号となりました。もう一つも今後24時間以内に台風へと発達するようです。
台風22号は北上し、小笠原諸島や伊豆諸島に近づく見込みです。前回の台風20号と似た進路をとると予想されていますが、もっとも西寄りの進路をとった場合、水曜、木曜日ごろに関東や東北地方の太平洋岸を進む可能性もあります。
さて、昨今の天気予報は非常に進んでいて、結構先の天気まで予想することが可能になっています。このサイトをご覧ください。この先2週間の気圧の変化や降水量の予想が見られるんです。
Meteo Starのサイト
<http://wxweb.meteostar.com/models/ipsm_looper.php?PROD=2013092906_ASA_GFS_SFC_SLP_THK_PRECIP_WINDS
>
日本付近をご覧ください。
ちょうど120時間、240時間後に大きな降水域が関東地方にかかってきます。台風23号、24号の影響によるものです。このコンピューターモデルによると、5日後(土曜日)と10日後(来週の木曜日)に関東・北日本は大荒れの模様です。実際どうなるのか、気になるところです。
(※10月1日追記:予想は外れ、台風23号は南西諸島に向かう見込みの模様です。)
さて、先日の台風20号は、小笠原や伊豆諸島に暴風雨をもたらした後、アラスカ沖で長旅を続け、他の強い低気圧と合体。非常に強いモンスター低気圧となりました。現在、北米大陸の西岸に秋の嵐をもたらしています。バンクーバー、シアトルの付近です。また冬並みの寒気も伴っているので、山では大雪。多い所で50cmの雪が見込まれています。
これから発生する台風も長旅をするのでしょうか。チェックしてみたいと思います。
(↓問題の低気圧)

