今朝は完璧な秋晴れでしたね!
心地いい涼しさと、雲ひとつない青空。
今朝はこの秋一番涼しい気温となりました。北海道では氷点下にまで下がったところもありましたし、9月としてはもっとも低い気温となったところもありました。
そしてもうひとつ特筆すべきは、湿度の低さです。東京は今朝35%で、さわやかな朝となりました。特に低かったのが、富士山山頂。なんと湿度1%!過去最も低い湿度でしょう。
ちなみに日本全国で見ると、今まで湿度が0%となった場所があります。それはなんと、雨で有名な屋久島。1971年1月19日のことです。雨が多く、樹齢何千年もの木々が生い茂るこの地でこうした大記録が出ました。その理由は、桜島の噴火で降った火山灰が風で運ばれ、シリカゲルのような働きをして、空気中の水分を吸い取ったからです。
ところで、湿度が低くなると、女性は肌の調子が気になるようになります。GoogleやYahooなどのサーチエンジンで「乾燥肌」の検索数が、9から10月の間でなんと2.5倍にも増えるのだそう。実際に東京の湿度の平均は9月は74%であったものの、10月は一気に10%以上下がります。
美肌総合研究所によると、肌が乾燥してしまう湿度は60%以下になった時だそうです。10月にかけて急激に湿度が下がり、冬には50%以下に落ち込む。これらの数字は一日の平均なので、特に昼間はさらに低い状態となります。美肌に乾燥は大敵ですよね!
そういえば、こんなことわざがあります。
「富士の見えるところに美人はいない」
これは、富士山が見える=太平洋側は、見えない=日本海側に比べて美人が少ないという意味。その原因のうちの一つは、日本海側は日射量が少なく色白の女性が多いことにあります。そしてもう一つは、湿度が関係していると考えられます。特に冬の間は、日本海側は雪の日が多く、湿度が高いのに対し、太平洋側は冷たい乾いた空気が吹いています。空気の乾燥度合いは相当なものです。お肌しっとりの美女が日本海側には多いのでしょう。
ちなみに私のうちからは綺麗な富士山が望めます。。。
↑富士山の湿度(9/27/2013)
*参考文献*
美肌総合研究所 <http://www.ci-labo.jp/dry-skin/20/>
