濃霧が起こした玉突き事故 | 森さやかのブログ

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イギリスで130台が絡む玉突き事故が起こりました。60名が負傷し、そのうち8名が重傷とのことです。事故が起きたのは、朝7時のこと。


その日は一体何が起きていたのでしょうか?


前日に寒冷前線が通過しました。前日の雨で湿気が高い状態であった上に、北西からの冷たい風が吹きつけました。こうなると、霧ができやすい最高のコンディションです。濃い霧がドライバーの視界を遮っていたようです。視界が悪いと遠近感を感じられなくなるので、前の車との距離がわかりづらくなります。そして、周囲が見えないので、自分の走るスピードもわかりにくくなってしまうのです。

ところで、霧といえばサンフランシスコですね。ゴールデンゲートブリッジにかかる霧は幻想的な風景を作り出します。しかしそれとともに、霧は交通事故を起こす大きな原因ともなっています。天気に関連した原因の中では霧がトップです。


この霧はチューリーフォッグ(Tule Fog)といわれています。(Tuleとは、ネイティブアメリカンの言葉で、湿地に生える草の名前。)毎年10月1日から3月31日までが霧の発生しやすい期間です。この霧は放射霧の一種で、湿気と夜間の放射冷却による気温の低下で発生します。


一方、日本で霧が有名なところといえば、歌にもなった摩周湖ですね。そして、その歌の通り、摩周湖のある北海道・釧路は日本一霧が多い町なんです。一年で88日も霧に包まれます。


釧路の霧はサンフランシスコと違って夏がメインです。温かく湿った空気が、相対的に冷たい海面上を流れることで発生するのです。


一度摩周湖に旅行に行ったことがありますが、やっぱり霧でした。でも一瞬霧が消え、藍色をした湖を見ることができたのを覚えています。


ちなみに、この綺麗な青色は透明度が関係しています。摩周湖の透明度は世界一です。1931年に41.6度の透明度を記録しました。この記録は現在でも破られていません。


しかし、夏場になると事情は違ってくるようです。夏の透明度はぐぐっと落ちます。


それはなぜでしょうか。


国立環境研究所によると、その理由は植物プランクトンにあるようです。


摩周湖は注ぎ込む川もなければ、流れ出る川もない不思議な湖。そのためプランクトンが異常に少ない”貧栄養湖”です。プランクトンよる光の吸収が少ないため、摩周ブルーといわれる独特な青色を作り出しています。


ところが、夏場はプランクトンの数が植える。そのために、透明度が落ちるのだそうです。


摩周湖に訪れるなら、霧が少なく、水の透明度も高い冬場が最適なようですね。

ただ朝の気温はー30度になる時もありますので、寒さ対策をしないとですね。



摩周湖のライブカメラ↓

http://www.big-hokkaido.com/mashukonosato/



*参考文献*
http://www.ehow.com/about_6532173_tule-fog-created_.html
http://www.jma-net.go.jp/kushiro-airport/kushiro-web/tokusei.html
http://www.nies.go.jp/kanko/news/29/29-5/29-5-05.html