尊敬する先輩から、以前紹介したデスバレーの動く石の真実に迫る研究が最近出され、注目されているとの話を聞きました。
デスバレーには、世界のミステリーでもある、不思議な石があります。動いた跡がちゃんと残っているのですが、誰も動いているところを見たことがないのです。風で簡単に動くような軽い石ではありません、300kgほどもあるだそう。Rolling stones とか、Sailing stonesなどと呼ばれています。
なぜ動くのかは諸説ありましたが、最新の研究結果が出されたとのことです。NASAの惑星科学者ラルフ・ローレンツ博士による説明はこうです。
冬の間、石は氷に包まれる。一方、地面の雪が溶け、泥のようになる。そこに風が吹くと、表面を氷でコーティングされた石が滑りだす。
なるほど、確かに地面の摩擦が減るので、動きそうな感じもしますね。
ところで、世界一の暑さを誇るデスバレーと氷とは無縁のようにも思えます。
一体、冬季どれほど気温が下がるのでしょうか。
1月の最低気温の平均は約3度。これは東京の2月とほぼ同じくらいです。ちなみに最低気温の記録は、-9.4度。しかもその年は、7月に世界の最高気温を記録した年と同じ1913年でした。
砂漠ですから水蒸気が少ないですが、雪も多少ながら降ります。一番多く降った1922年には約1cmの積雪があったようです。
科学者がこの不思議な現象の解明に励んでいる一方で、宇宙人の仕業であるとか、石は魔法の力を秘めている等と信じている人たちが後を絶たないようです。最近、この謎に満ちた石がいくつかなくなっているのだそうです。迷信家たちが持ち去ったのでしょうか、それとも…!?
参考文献
<http://www.roomie.jp/2013/07/85862/ >
Death Valleyの気象データ<http://www.wrh.noaa.gov/vef/climate/DeathValleyClimateBook/TheDeathValleyClimateBook.pdf
>