世界一カミナリに撃たれた男 | 森さやかのブログ

森さやかのブログ

ブログの説明を入力します。

雷の伝道師と呼ばれた男がいます。

それは雷を起こす人ではなく、雷にやたらとあたる男。


その人の名は、ロイ・サリバン。


雷にあたる確率は、アメリカでは100万分の1程度と言われています。天文学的に低い確率であるので、普通はだれもが雷に撃たれずに生涯を終えるものです。


ところが、このサリバン氏は、7回も撃たれた経験があるというのです。


まず第1回目が1942年の4月。雷から身を守るために逃げ込んだ火の見やぐらで、足に落雷。


その17年後が2回目です。それは運転中のことでした。普通は車に雷が落ちても中の人は無傷でいられることが多いのですが、彼は違いました。まず雷が近くの木に落ち、それが車の窓ガラスに伝わって、彼は意識を失いました。髪の毛、まつ毛に眉毛が燃えてしまいました。


3回目は庭にいた時に肩に落ち、4回目は頭が燃え上がったのです。それ以来彼は雷を恐れ、落雷があるような時は注意をするようになりました。


ところっがその甲斐なく、5回目。電光が彼に襲ってきたといいます。頭と足を負傷。6回目は足首。


最後は1977年のこと。サリバンが釣りをしていた時、頭に落雷し、腹部と胸部を負傷。彼の車に逃げかえると、とんでもないことが起きました。突如、熊が現れ、彼の捕った鮭を取ろうとしたのです。サリバンは熊を枝で叩いて追い払ったとのこと。


ここまで来ると作り話の匂いがぷんぷんしますが、落雷の事実はすべて医者による証明がされているとのこと。サリバンは最も雷に撃たれた男として、ギネスにも載っています。


彼の顔はジーン・ハックマン似のなかなかのイケメンだったそうですが、誰も彼には近づいていかなかったそうです。その理由は、お察しの通りです…。


ちなみに唯一近づいた奥さんも、雷に一度撃たれたとか…。