竜巻を追う、ストームチェイサーになるには? | 森さやかのブログ

森さやかのブログ

ブログの説明を入力します。

20年ほど前ですが、「ツイスター」という映画が話題になりました。


竜巻多発地帯のアメリカ南部で、気象学者の夫婦が竜巻に車で突っ込み、危険な観測に挑むという話です。子供ながらに、竜巻の上昇気流で牛が宙を舞っているシーンを見て驚愕したのを覚えています。


この研究者のように、竜巻を追跡する人々は、ストームチェイサー(storm chaser)と呼ばれています。ただ大学や研究所の専門家だけではなく、竜巻の写真や映像を撮って生計を立てている人、そして単にそれらが趣味の人たちなどもいます。


相当な危険を冒して映像を撮るのだから、さぞや竜巻の映像を売ると高いのだろうと思っていましたが、意外にもそうではないようです。


なんでも映像は通常一本、50ドルから100ドルくらいなのだそう。いくつかの放送局・気象会社では500ドルになるところもあるのだそうですが、それにしても、機材や時間や危険度にかんがみると、その対価としてはどうも釣り合わないと思いませんか?


また単発の仕事ではなく、専属でストームチェイサーになる場合でも、年間180万円程度だそう。


お金儲けではなく、心から竜巻に魅力を感じている、または深い思い入れのある人がしている仕事なのですね。


ところで、先に紹介した「ツイスター」の上映後、ある問題が生まれました。


それは、ストームチェイサーが増えすぎてしまったことです。


カンザスの新聞にこう書かれてありました。

「竜巻発生の予報がされると、ストームチェイサーがその地域に一気に集まってくる。道路は彼らの車でごった返す。そして、実際竜巻が起こり、被害が出て、救急車などが駆けつけようとすると、それらの車で道がふさがれ、通行できなくなってしまう。法律を制定して、ストームチェイサーを取り仕切る必要があるとの議論もなされている。」


ちなみに、それでもなお、ストームチェイサーを目指される方に、どうしたらなれるのかをお伝えしておきますね。


資格などありませんので、趣味が目的であれば誰でも自由になることができます。ただ、非常に危険な行為ですので、身の守り方、竜巻の知識などちゃんと身につけておく必要があります。アメリカ国立気象局の提供する"Sky Warn"というサイトで勉強をしましょう。<http://skywarn.org/