先日、オクラホマ州での竜巻が話題になりました。町は壊滅、多くの方が命を落としました。
日本ではあまり報道されませんが、アメリカでは最近も連日のように多数の竜巻が発生しています。
27日だけでも14個、28日にも20個以上。オクラホマ州のものよりも弱い竜巻ですが、次から次に嵐が発生しています。
春から夏にかけて、アメリカ中央部は竜巻が起こりやすくなります。カナダからの寒気と、メキシコ湾からの暖かく湿った空気とがこの場所でぶつかりやすくなるからです。竜巻の数としては5月が一番多いです。
ところで、竜巻といえば「オズの魔法使い」を連想します。主人公ドロシーは、竜巻で家ごと空に巻き上げられ不思議なオズの国へと飛ばされてしまうお話です。
実際問題、建てつけの悪い家だったら風速が毎秒100メートルくらいの竜巻で上空に巻き上げられてしまいます。時には風速140メートルに達するものも発生します。これは時速に直すとだいたい500キロ。新幹線だって300キロ以下ですから、とてつもない風です。
ですので、竜巻の中を生きた人間がカメラで撮影するなんてことは、現実的にありえないことです。
ですが、いるものですね、アメリカには。
今週月曜日にカンザスで起きた、上から2,3番目に強い規模の竜巻を中から撮影した衝撃的な映像です。
この映像をご覧ください。↓(すごい竜巻なのに、悲鳴が一切聞こえないのにもご注目!)
<http://wtvr.com/2013/05/28/tornado-intercept-vehicle-captures-amazing-video-inside-kansas-tornado/ >
記事によりますと、これを撮影したものは、戦車型をした”竜巻迎撃車両”と呼ばれるもの。
重さ約6トンで、窓は防弾ガラスで強化してあります。車体の下は、吸盤ととげのようなもので地面にぴったり吸い付きようにできているとか。また空気力学的に、風が通りやすいような形らしいです。今回の竜巻で途中、ドアとハッチがあいてしまったそうなのですが、二人の乗組員は無事でした。
恐るべし。。。