梅雨前線は意外と長かった!? | 森さやかのブログ

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今日5月27日、九州と中国、四国地方の梅雨入りが発表されました。例年よりも早い梅雨入りです。西日本ではここのところずっと高い気温が続いていましたから、雨でやっと気温が落ち着きそうです。


関東はというと、もしかすると明日か明後日あたりになるのではないかと考えられます。もし火か水曜日に梅雨入りをすると、1951年以降、第3位の早さとなります。ちなみに歴代1位は1963年の5月6日。立夏の翌日というスピード梅雨入りでした。ただ昔の記録ですから、今ほど基準が確定していなかったことは否めませんが…。


ところで、アジア全体を見渡せる天気図を見てみると、梅雨前線は韓国、中国、インドシナ半島、はたまたインドへと延びていることが分かります。下記は、国立台湾大学のGEORGE TAI-JEN CHEN氏の論文の記載されていた図です。 各国の梅雨入りの平均日を表しています。日本の梅雨入りの日にちに少し変更が必要かも知れませんが、梅雨前線をワイド画面から見られる素晴らしく貴重な図だと思います。


梅雨は地球規模の壮大なスケールの出来事なのです。


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*参考文献*

気象庁 梅雨のデータ<http://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/kako_baiu09.html

上記の図 「Research on the Phenomena of Meiyu During the Past Quarter Century: An Overview」より引用