なくしたものが、思わず出てくることがあります。
それが大事なものであればあるほど、
見つけた時の感動は計り知れません。
そんな感動を今、ロシアの天文家は味わっていることでしょう。
なぜなら、40年ほど前になくした、
"ある物"を見つけることができたのですから。
さかのぼること1971年。
ソビエト連邦は第3号機となる火星探査機マルス3号を打ち上げました。
多くの関係者がこの成功を願っていたでしょう。
なぜかというと、それ以前の1号機・2号機ともに
失敗に終わっていたからです。
期待通り、3号機は火星に到達し、順調にデータを送信し始めました。
ところが、その14秒後。
突如として交信が途絶え、その後行方が分からなくなってしまいました。
時が経つこと数十年。惑星探査の愛好家がある発見をしました。
2007年に撮られた衛星資料に、マルス3号とみられる機体、
パラシュート、遮熱具などを見つけました。
それぞれのものの形態、配置などが、実際にマルス3号であることを示す有力な証拠でした。天体をこよなく愛する一般市民が、このような大発見をしたことは本当に驚きですね。
ちなみに現在、ロシアの研究者が、さらなる解明に向けて動き出しているのだそうです。
*参考資料*
http://news.yahoo.com/mars-photos-may-reveal-1970s-soviet-lander-203839074.html