去年のちょうど今頃（2012年4月3～5日頃）、
あるものが日本を直撃し、甚大な被害をもたらしました。
「爆弾低気圧」です。
台風並みの強風が吹き荒れ、
5名の方がなくなり、350人ものけが人が出ました。
また交通機関も麻痺しました。
東京でも低気圧の接近に備え、
多くの会社が早期帰宅を促していたのを思い出します。
この「爆弾低気圧」が今日、日本を通過する見込みです
そもそも爆弾低気圧は何かというと、
急速に発達する温帯低気圧のことをいいます。
その発達の程度は、中心気圧が24時間以内に
24hPa(ヘクトパスカル)以上下がるものです。
ちなみにこれは緯度が60°の場所での値なので、
日本付近（だいたい北緯40°）の場合は約18hPaです。
今日の低気圧はというと、24時間に20hPa以上の下降が
予想されていますので、爆弾低気圧のレベルでしょう。
気象庁による、7日にかけて予想される
最大風速は以下の通りです （陸上）。
西日本・北日本： 秒速20メートル
東日本：秒速23メートル
通常の速度での運転が困難、または何かにつかまっていないと
立っていられないほどの風です。
瞬間的にはその1.5倍以上の風が吹くかもしれず、
屋外での行動はきわめて危険になります。
また風だけでなく雨も強まります。
そして海も大荒れになります。
明日にかけて、十分お気を付けください。
*気象情報（気象庁発表）*
http://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/000_00_662_20130405195221.html
―追記―
6日21時現在、47都道府県すべてに
洪水または風の警報・注意報が出ています！
