オンライン進学塾ソフィア、ケンTです。
近年、「総合型選抜(旧AO入試)」で大学に進学する生徒さんが急増しています。
保護者さん世代の中には、「最近は学力試験を受けずに大学へ入れる人が増えたらしい」
と感じている方もいるかもしれません。
しかし、総合型選抜が増えている理由は、単純に大学が受験生を
楽に合格させたいからではありません。
そこには、日本の社会や大学を取り巻く大きな変化があります。
理由① 大学が求める人材が変わった
従来の大学受験は、「どれだけ知識を持っているか」
を測ることが中心でした。
もちろん、知識は今でも大切です。
しかし、AIの発達や社会の変化によって、単に知識を覚えているだけ
では活躍しにくい時代になっています。
そのために大学は、
・自分で課題を見つけられる人
・主体的に行動できる人
・他者と協力できる人
・自分の考えを発信できる人
を求めるようになりました。
こうした力は筆記試験だけでは測りにくいため、
志望理由書や面接、小論文などを活用する総合型選抜が
拡大しているのです。
理由② 少子化で大学も生き残りをかけている
日本では18歳以上の人口が年々減少しています。
受験生が減れば、大学はこれまでと同じ方法で学生を集めることが
難しくなってきています。
そこで大学側は、一般選抜だけでなく、総合型選抜、学校型選抜などの
募集枠を増加させています。
特に学校型選抜、総合型選抜は、その大学への志望度の高い高校生を
早い段階で(年内で)確保しようとしているのです。
理由③ 文科省の方針
総合型選抜の拡大には、国の方針も関係しています。
これまでの日本の教育は「知識をどれだけ詰め込んだか?」
が重視される傾向にありました。
しかし、現在は「知識・技能」だけでなく「思考力・判断力・表現力」
さらには、「主体性をもって学ぶ態度」も評価しようという流れに
なっています。
大学入試共通テストが導入された背景にも、こうした考えがあります。
総合型選抜は、まさにこの新しい評価の考え方を反映した制度です。
■総合型選抜は簡単なのか?
ここで誤解してはいけないことがあります。
それは「総合型選抜≠楽な入試」ということです。
志望理由書の作成、活動実績の整理、面接対策、小論文対策など
各大学によって対策は異なり、たくさんの準備が必要になります。
また、大学によっては高い評定平均が求められることもあります。
むしろ、自分の考えを言語化する力や将来のビジョンが問われるため
一般選抜とは全く異なる難しさがあります。
■これからの受験生に必要なこと
今後は一般選抜だけでなく、総合型選抜や学校型選抜を含めて
受験戦略を考える時代です。
「模試の偏差値だけを見て大学を選ぶ」のではなく
・なぜその大学に行きたいのか
・大学で何を学びたいのか
・将来どんな人になりたいのか
を早い段階から考えておくことが重要です。
大学受験は、単なる学力勝負から「学力+自分で自分を伝える力」が
求められる時代へと変わりつつあります。
総合型選抜の増加は、その変化を象徴する出来事の一つだと考えられます。
オンライン進学塾ソフィアでは、
英語の学力向上だけでなく、志望理由書の作成や学習計画の立案など、
総合型選抜にも対応できるサポートを行っています。
大学受験は「勉強だけ頑張ればよい時代」から、「自分の強みや将来の目標を伝える力」も求められる時代へと変化しています。
一人ひとりの目標や状況に合わせて、
一般選抜・総合型選抜のどちらにも対応した指導を行っています。
受験は情報戦です。
志望校合格への最短ルートを一緒に考え、最後まで併走します。
「何から始めればよいかわからない」という方もお気軽にご相談ください。

