中2K・Gくんからの鋭い質問

 

「hardとdifficultってどっちも難しいっていう意味があるけど、何か違いはあるの?」

 

 

 

どちらの単語にも「難しい」という意味がありますね。

 

 

辞書を引いてみると

 

difficultの「難しい」は、堅い表現で、技術・才能・知恵が必要な難しさのこと。

 

hardの「難しい」は、difficuitよりも口語的で柔らかい表現。

 

まぁ基本的には、それほど大きな違いはありません。

 

 

 

 

 

 

ここからは私なりの考えです。

 

 

hardは

 

「努力が必要で、その結果疲れてしまうほどの難しさ」という

 

意味があるのではないかと思います。

 

 

例えば

 

「ハードスケジュール」

 

予定がたくさん詰まっていて頑張らないといけない。

 

疲れてしまいますね。

 

そして、「ディフィカルトスケジュール」とは言いませんよね。

 

 

 

 

ハードというのは

 

難しいがために

 

「努力しないといけない」、「頑張らないといけない」のです。

 

 

 

 

hardには、「熱心に」という意味もありますしね。

 

 

 

 

 

This is a difficult problem.

これは難しい問題だ。(解決するには、技術・才能・知恵が求められる。)

 

This is a hard problem.

これは難しい問題だ。(解決するには、努力しなければならない。大変だ。)

 

 

 

こんな感じでしょうか。

 

hardはdifficultよりも精神的な要素が強いのだと思いますniko*

 

 

 

 

 

 

テストで点数を上げるのはhard。

 

努力して疲れるくらい必死に勉強しないと

 

点数は上がらないですからねnipa*

 

 

 

 

 

英語の動詞の形には

 

現在形,過去形は存在するのに

 

未来形というのは存在しません。

 

 

例えばplayなら

 

現在形 ・・・ playまたはplays(主語が3人称単数の時)

 

過去形 ・・・ played

 

playの未来形なんてものはありません。

 

 

 

 

でも、未来を表す表現というのはあります。

 

 

 

 

中2英語で未来を表す表現が初登場します。

 

 

will+動詞の原形

(~でしょう,~するつもりだ)

 

be going to +動詞の原形

(~するつもりだ,~する予定だ)

 

 

I will study English tomorrow.

(私は明日、英語を勉強するつもりだ。)

 

I am going to visit my uncle this summer.

(私は今年の夏、おじのところを訪れる予定だ。)

 

 

これは、動詞の前にwillやbe going toを置くだけで

 

動詞の形自体は変化しません。

 

 

 

 

 

動詞の形には未来形というのはないのです。

 

 

 

 

なぜでしょうか?

 

 

 

 

 

まず、「未来」という時制は不確定なものです。

 

未来に何が起こるかは予想はできますが

 

あくまでも予想であって

 

100%わかるということはないですよね。

 

 

だから、未来の表現は種類がたくさんあります。

 

 

 

例えば

 

命令文(~しなさい)

Use this computer.(このコンピュータを使いなさい。)

 

must(~しなければならない)

You must do your homework.(あなたは宿題をしなければならない。)

 

may(~かもしれない)

It may rain soon.(もうすぐ雨が降るかもしれない。)

 

shall I([私が]~しましょうか)

Shall I help you with the work?(あなたの仕事を手伝いましょうか。)

 

shall we([一緒に]~しませんか)

Shall we dance?(踊りませんか。)

 

 

 

これらはすべて未来に行う動作です。

 

 

 

未来の表現はたくさんあって

 

未来形として1つにまとめることができないから

 

動詞の形として未来形というのは存在しないのだと考えられます。

 

 

 

 

代わりにwill,be going toなどの助動詞を

 

上手く使いこなして

 

未来を表現していきましょう音譜

 

 

 

 

 

 

数学には「無限」という考え方が存在します。

 

記号は∞

 

 

高校数学の数Ⅱの「微分」を習うときに

 

初登場しますねにこ

 

 

 

無限とは何か?

 

 

 

 

 

ちょっとこの問題を見てください。

 

 

問題. 客室が無限室あるホテルがあります。

部屋は満室です。そこに新たな客が1人来ました。

この客を宿泊させることはできますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

結論を先に言うと

 

 

できますビックリマーク

 

 

 

 

 

 

部屋は無限室あって

 

客も無限人います。

 

部屋は満室です。

 

 

イメージでは新たな客は入れないように思いますね。

 

 

 

ここで「無限とは何か」を考える必要があります。

 

この場合の無限とは「無限大」のことです。

 

 

 

無限大とはとてつもなく大きい「数字」ではありません。

 

無限大とはどんどん大きくなっていく「状態」のことです。

 

決められた数ではないというのがポイントですひらめき電球

 

 

 

だから、客室に1号室、2号室、3号室、・・・と番号をつけたときに

 

どんどん客室番号は大きくなっていくのに

 

一番奥の部屋というものは存在しません。

 

 

 

ここで、1号室の客を2号室に、2号室の客を3号室に、というように

 

全ての客をとなりの客室に移動させていきます。

 

 

無限大だからそれが可能です。

 

 

移動させたら1号室が空くので

 

そこへ新たな客を入れればよいのです。

 

 

 

 

仮に、無限人の客が新たに来た場合でも対処可能です。

 

1号室の客には2号室に、2号室の客には4号室、3号室は6号室と、

 

自分の2倍の番号の部屋に移動させます。

 

すると奇数番号の客室がすべて空きますよね。

 

 

奇数自体が無限大なので

 

無限大の人数を新たに宿泊させることができます。

 

 

 

 

無限の意味、わかりましたか?

 

 

 

 

ちなみに

 

どんどん小さくなっていく状態を表す無限小(-∞)っていうのもありますねにこ