数学には「無限」という考え方が存在します。
記号は∞
高校数学の数Ⅱの「微分」を習うときに
初登場しますね![]()
無限とは何か?
ちょっとこの問題を見てください。
問題. 客室が無限室あるホテルがあります。
部屋は満室です。そこに新たな客が1人来ました。
この客を宿泊させることはできますか?
結論を先に言うと
できます![]()
部屋は無限室あって
客も無限人います。
部屋は満室です。
イメージでは新たな客は入れないように思いますね。
ここで「無限とは何か」を考える必要があります。
この場合の無限とは「無限大」のことです。
無限大とはとてつもなく大きい「数字」ではありません。
無限大とはどんどん大きくなっていく「状態」のことです。
決められた数ではないというのがポイントです![]()
だから、客室に1号室、2号室、3号室、・・・と番号をつけたときに
どんどん客室番号は大きくなっていくのに
一番奥の部屋というものは存在しません。
ここで、1号室の客を2号室に、2号室の客を3号室に、というように
全ての客をとなりの客室に移動させていきます。
無限大だからそれが可能です。
移動させたら1号室が空くので
そこへ新たな客を入れればよいのです。
仮に、無限人の客が新たに来た場合でも対処可能です。
1号室の客には2号室に、2号室の客には4号室、3号室は6号室と、
自分の2倍の番号の部屋に移動させます。
すると奇数番号の客室がすべて空きますよね。
奇数自体が無限大なので
無限大の人数を新たに宿泊させることができます。
無限の意味、わかりましたか?
ちなみに
どんどん小さくなっていく状態を表す無限小(-∞)っていうのもありますね![]()