※今回も先月亡くなった兄ちゃんに関するブログです。
兄ちゃんは10月26日が45歳の誕生日だったので、一つでも多く年を重ねてもらいたかったです。
お父さんは59歳だし、爺ちゃんは55か56歳だし、soekoga家の男は短命です。
次は自分か、とビクビクしています。
兄ちゃんが倒れた連絡に、「えっ！？もう‥。」と思ったのは、兄ちゃんは３交代制の仕事で不規則な生活だし、結婚もしてないから、食生活もちゃんとしてない方だと思ったし、会社の場所が変わって遠くになって睡眠時間も減ってたみたいだったから、兄ちゃんも短命だろうなぁ‥と思っていました。
けど、こんなに早く‥ って感じでしたね～。
自分は佐賀の田舎の農家に生まれました。昭和の子供なので、兄ちゃんとはキャッチボールとかサッカーとかで遊んでました。
兄というのは何でも弟より優れていて、スポーツも勉強もそんな努力とかしてないと思うけど上でした。
よく兄弟喧嘩もしましたね。
殴り合うみたいな記憶はないんですけど、普通の喧嘩はしてましたね。
思い出というか、小学生の時に、家の片付けを兄弟頼まれました。自分は嫌で一回逃亡しかけて兄ちゃんに捕まり、兄ちゃんがトイレに行ったので、ここだ！と思い二回目の逃亡、自転車に飛び乗り、自転車をこぎ始めたら兄ちゃんが猛烈なスピードと形相で追っかけて来て、50メートルも逃げ切れないまま御用となりました。
足がすくみ、ペダルを踏めない体験を初めてしました。
そんな兄ちゃんでした。
どんな兄ちゃん？？
今思うと、高校も専門学校も兄ちゃんと一緒です。
次男でもあり、持ち前のいい加減さを発揮させる自分は、毎日ぬるま湯の生活を送り、兄ちゃんが行ったから俺も行こう。みたいな感じで後を追ってました。
他にも兄ちゃんからの情報発信が多く、とにかく色んな事を知ってました。
歌でもＦ１でも流行る前に色々教えてくれました。
教えてもらったものは自分の方がハマる事が多く、Ｆ１は新婚旅行でモナコまで観戦に行ったり。
離婚したけど‥(-_-)
ルナシーもメジャー前に、「こんなバンドがいるよ。」と教えてもらって、ファンクラブにすぐ入りました。
専門学校卒業後は実家を出て福岡に住んだし、お互い仕事もあるので、会話する機会がなくなっていきました。
今となっての思い出は、兄ちゃんはパチンコが好きで、兄ちゃんを知る人はみんな、「兄ちゃんはパチンコ上手ねー。」とか「負けたとこ見た事ない。」とか言ってきます。
何回かパチンコ屋で見かけた事があるけど、確かに何も出てない時はなかったです。
そんな兄ちゃんと、たまたま佐賀に帰った時に寄ったパチンコ屋で一緒に打つ事がありました。
兄ちゃんは色んな台をゴト師のようにポコポコ当て、自分はかなり負けてて、兄ちゃんがお金を貸してくれても当たらない‥。「もうヤメたら？」と、自分の隣の台を兄ちゃんが打ったらすぐ当たり、怒りが頂点へ。でも兄ちゃんが出たドル箱を１箱くれました。「これが無くなったらヤメろよ。」そう言われて打ってたら激熱リーチ！でもハズレるだろうと思ってたら兄ちゃんが「ほら！ほら！！」台を見ると当たり確定演出が！！
その後は大連チャンで、自分の負けも、兄ちゃんへの負債も取り戻し勝利しました(^^)v
それが兄ちゃんとパチンコを打った最初で最後の思い出ですね。
それからは実家に帰ってもあまり会わなかったり、会っても一言会話するくらいでしたね。
兄ちゃんは昔から照れ屋というか、あまり前に出ないタイプなので、法事で帰っても親戚とワイワイという感じではなく、少ししたら仕事があると言って出て行く事がほとんどでした。
ホントに全部が仕事か分かりません、やっぱり本家の長男で嫁をとってない会話になるとウザイというのもあると思います。
今回、兄ちゃんが亡くなってなくても、毎年こんな感じで年を取っていって、寿命を迎えてたかも知れませんね。
兄ちゃんはよく、物事を悟ったような言い方をしていました。
その名言集です♪
①勉強するところを一度も見たことないのに資格を取ったりするから
「勉強もせんで、何で資格が取れると！？」
兄ちゃん
「勉強は学校でしてる。」
②パチンコでいつも勝ってるから
「なんで兄ちゃん毎回勝つと！？」
兄ちゃん
「お前みたいに毎回負けるヤツがいるから。」
③人の悪口を聞いた時によく言うセリフ
兄ちゃん
「人は人、自分がそういう人にならんといいやん。」
といった感じで、何か仏様みたいな事を言ってました。
ホントに仏様になっちゃいましたけどね‥(T_T)
入院中は、子供の頃によく遊んでた事を思い出しますね。
キャッチボールはよくやりました。
暑い季節も寒い季節も。
兄ちゃんがやろうと誘う事が多かったかなぁ。
中学・高校の時は、やっぱりファミコンですね。
そういえばファミコンは当たったんですよ♪
中学の時、兄ちゃんが妹の名前で月刊マガジンの懸賞に出したら、見事６名の中に入り、次の月の当選者発表に妹の名前がありました。
その時の付属のゲームは、クルクルランドでした。
(-_-)
ファミコンも、スポーツで対戦とかをよくしましたね。
兄ちゃんはシューティングゲームが好きで、雑誌で見たゲームが、絶対面白い！と言って、当時そこそこ高めの値段のソフトを何でか自分の少ないお年玉で買う事になりました、いざやってみるとクソゲーの極み。兄ちゃんはずっと笑っていましたが、自分は冬より寒い季節を経験しました(T_T)
まぁ、なんだかんだで仲は良い兄弟だったと思います。
もっと兄ちゃんと遊んでいれば良かったかなぁ～。
そう思いましたね。
兄ちゃんとの思い出 【終わり】