悲しみの植え替え | 園芸ダイアリー ~だいたいサボタニ~

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雪国で大した装備もなくいろんな植物を育ててます

今年はたくさんのコノフィツムをダメにしました。
色々考えた結果、昨年秋からの給水が足りなかったことが原因のよう。

去年の生育期、コノは浅根だからと、表面が湿るくらいの水やりを頻繁にしていました。
それに加えて、昨年は植え替えもしませんでした。

ふたを開けてみれば、10年ほど育てていた雲母絵、綺麗に群生していた小紋玉、群仙園で買った可愛い花のペルなどなど、新葉が成長不良で腐り死ぬものが多数。
今は、生き残った株は元気に生きてくれ!と祈るように、植え替え作業に集中しています。
植え替えというか、すべて挿し木更生しているというのが正しいですね。
鉢から抜いてみると、おととしに根鉢になっていた根が→去年水不足で枯れ死→夏の暑さで株元は木質化、という跡がありありと残っていました。
その木質化した根を球体ぎりぎりのところでカットし、濡れた土に差します。後は倒れないように軽石を敷き詰めました。

根は鉢の深くまで張っていたので、水がそこまで到達する事はなかったでしょう。
本当に植物に申し訳ないことをしました。あ~悲しいな。

今年はまず、きちんと生かす事を考えて、群生株作りは止めました。
ちゃんと新しい根を出させて、春まで株を充実させたいですね。
レイポルディーなんてマッチの先ほどもなくなっちゃったので、ちゃんと発根してくれるか、とってもとっても心配です。
切ったときに芯がしっかりあれば、幸い発根は容易なので大丈夫なものが大半だと思うのですが。
しかし、植え替え自体がなかなか進みません。平日早起きしたり、休日も一人の夜もやるんですが、相手が微小なのでサクサクいく作業ではないんですよね。
まだ30くらいしかできてない。多分、200超えると思う・・・^^;

こういうのが5トレイくらいある。

リトもサボも、山野草も植え替えしないといけないのに!ヤバイ!
ある程度の気温がないと根が出てくれないので、時間との勝負です。


それに引きかえ、旧オフタルモ(現在はコノフィツム属)は、性質がリトープスに近いせいか、元気に目覚めてくれました。
春の強風で吹っ飛ばされて傷ついたリンピーダムも秋を感じて元気になってきました。

リンピーダム ポファダー

ぷりぷりキュートな姿に癒されています。今年も花が見れるかな?
オフタルモはナメクジの大好物なので、夜のパトロールが欠かせません。


今朝、健気に一輪花を咲かせているコノフィツムが目に飛び込んできました。

一部溶けているリンバツム。
早速バラバラにして挿し木しました。

後は、発根がうまくいくように植物の神様にお祈りするだけです。