★本題に入る前のちょっとした小話。
そういや先日、米米CLUBの公式youtubechannelで、♪浪漫飛行の楽曲に当時(1990年)のJAL沖縄夏離宮キャンペーンを乗せた動画が上がっていたが、懐かしいねぇ。♪浪漫飛行もJAL沖縄夏離宮のCMも。むっちゃ見てたしむっちゃ聞いてたよ。1990年って高2だったけどまぁ本当に懐かしいものだな。てか上げて1か月で約150万視聴超えてるってすげぇ。多分俺と同年代のオッサンオバハンがすげー見てるw
当時の航空会社のテレビCMって結構印象深いのが多くて、もちろん♪浪漫飛行のJAL沖縄夏離宮もそうだし、個人的にANA・ラ・九州(1991年)のCMで女の人が温泉に入りながら、ふぐ刺しとか食べるシーンもあって「九州って気持ちよか。」って言ってるヤツとか、あと大貫妙子の♪DREAM LANDが掛かってるANA・EUROPE・飛遊人(ヒューマン・1991年)のCMとか。
ANA・EUROPA・飛遊人(ヒューマン)は27分27秒から。
んー。懐かしいなぁ…。
★ファミコン発売40周年おめでとうございます!
1983年7月15日(金)、その後の家庭用ゲーム機の礎と言うべき革新的なハードが発売されましたね。SG-1000…じゃなくてファミリーコンピュータ。もう40年ですか。当時9歳だった私も今や0歳ですよ。素晴らしいですね。バブー。
てか本当に凄いハードだよねぇ。まぁRFケーブル接続は結構厄介ではあったし、接触が悪いなってなったら同軸ケーブル外して、黒いゴムカバーだけを上手くハサミで切って、金属部分をRFスイッチ側に上手く接続し直すというメンドい作業があってね。まぁウチはオトンや弟がそのへん器用だったんでなんとかなってたし、まぁ大変な代物ではあったが、それ以外はもう本当に電源繋いでカセット差し込んで電源ボタンを押したらゲームスタート。そしてそれまでとは違うクォリティの画質と操作性を持ったゲームが楽しめるって本当に画期的だったのよ。まぁ同世代の他ハードに比べて大変優れてたし、メディア戦略も良かった。
…RFケーブルについては、本当に難儀する代物だったし、実際に任天堂に問い合わせが結構な数来たらしいし、一家全員が俺みたいな機械音痴だったらもう大変だったんじゃなかろうか。スーファミからRBGケーブルになったの本当に良かったw
それにしても、84年~90年、特に84年85年と言ったら猫も杓子もファミコンファミコン。てかあの頃って結構なハードが出てたにも関わらず、一部マニアや一部親が間違って買ったのを除くと一家に一台ファミコン時代の到来。まぁ対抗ハードも結構トンチキな製品が多かったのも一因っちゃ一因だが、それにしても家庭用ゲーム機と言ったらファミコン一択時代到来。それぞれの家にファミコンがあって、自分トコにあって友達の所になりソフトがあったら、貸し借りとかあったりしたし、「え?あのソフト持ってるの?今度遊びに行っていい?」ってのもあった。まぁ貸し借りに関しては借りパクっていう非常に許されない行為も全国的に発生し、借りパクどころか窃盗・盗難なんて行為に挑む子供まで発生。ソフトたくさん持ってる家に遊びに行って、その家の者がトイレ行ってる間にソフト数本をこそっと自分のカバンに奪取するバカ者が。当然ウチもその被害にあったし、一番エグかったのが、弟のソフト少年団の友達が「小学校から近いお前ん家に一旦行って着替えて2人で小学校に行かん?」とか言ってウチに来たが、目的はソフトの窃盗。彼が来る度にソフトが減ってるので、おかしいなって思ってたし、彼らがソフト少年団に行ってる間に弟の部屋に行ったら、探るとかそういうんじゃないのよ。彼のカバンからソフトの裏にウチの名前が入ってるソフトが「こんにちはー!」って感じで顔を出してんのよ。オカンを呼び寄せ事態を説明。その後、その彼はオカンからそこそこ絞られてウチには二度と来なくなったが、失ったソフトの大半は戻って来ず、オカンも弟もぬるぬるの対応しかしなかったのもどうかと思うんだがなぁ。尚、ソフトの窃盗を行った弟の同級生の子は、大人になってから老人に何百万もする羽毛布団を不当に売りつけ逮捕されてたりするので、もうそういう子だったんだろうし、あのヌルヌルの対応って間違ってたんじゃあ…。
おっと少々話が逸れた気が。そんな人間の本性が垣間見える結果となったファミコンブーム。ここまでエグい話はそうそうないだろうが、1~2本の借りパク程度のトラブルなら割といろんな家で起こった話じゃなかろうか。あと、某ファミコン誌ではファミコンソフトトレード表ってのを出してるトコあったよね。まぁ子供には値の張るソフトの交換をそんな他人が決めたレートに誰が従ってやってたのかは不明だが、まぁそんなレート表まで作成されるくらい日本全国ファミコン花盛りって感がありました。ここでそんな花盛り黎明期のソフトについての感想とか印象をちょっと書いてみることに。もちろん私の半径5メートル以内での出来事が主になりますがw
★83年~84年のソフトの感想や印象
◎ドンキーコング(任天堂)
名作アーケードからの移植であり、ファミコンローンチの1つ。まぁ年代的にアーケードでドンキーコングを遊んだ経験は無いが、ゲーム&ウォッチで遊んだことがあり、あれ当時は必死こいてやってたけど、大人になった今やると上手く行ってても途中で「もうええか…」って感じで辞めちゃうのは、あれからいろんなゲームをやってきて舌が肥え過ぎたからなのか、純粋な心を失ったからなのか。てか、nintendo switch onlineでFC版ドンキーコングが遊べるのでSwitch持っててOnline会員であればぜひやってみてもらいたい。まだ子供の頃にタルを上手くジャンプするタイミングとか考えて試行錯誤してた頃の記憶が戻るかも。
◎ドンキーコングJR(任天堂)
こちらも名作アーケードからの移植であり、ローンチタイトルの1つ。前作はドンキーコングにレディを攫われたジャンプマン(※のちにマリオに改名)がレディを助けに行くストーリーだったが、今作ではまさかの好守逆転、マリオに捕らわれたドンキーコングを救うために息子が活躍するストーリーとなっている。尚、3面は見た目的にもBGM的にもとっても近未来的な面となっていて面白いのでやってみてもらいたい。
◎マリオブラザーズ(任天堂)
スーパーじゃない、その前のカセット。てかカセットって言い方も懐かしいな。最近はあんま言わないよね。てかファミコンソフトって「カセット!」って感じの大きさだが、Switchになるとすげー小さくなったもんねぇ。それはさておきマリオブラザーズだが、これも兄弟でよくやってましたね。最初は協力してやってくんだけど、途中で故意か過失、どちらかの理由でプレイが荒れ、片方が犠牲を被ったら乱戦開始だよねw本来の敵そっちのけで敵キャラよりも相手を潰すプレイに変化。尚、そうなった場合はPOWは面開始直後に使い切っておく。自分が使うつもりでも、ちょっとしたミスで相手に使われたらかなわんからね。
あとね、これエンディングが無い面ループ仕様なのだが、ウチらが住んでた地域ではなぜか「マリオブラザーズは1024面をクリアしたらエンディングが流れる」というデマがあった。まぁ誰も検証してないし、そんなメンドい検証とかしたくないから放置してたんだが、大人になってデマが確定したw誰かがいたずら半分で流したんやろな。1024面とか誰も検証せんと思ってw
◎ベースボール(任天堂)
ウチのオトンが1984年4月にファミコン本体と同時に買った2つのソフトの片方。オトンも弟も野球は見るのもするのも好きなので(※私は見る専門w)購入したのだが、まぁ凄かったな。守備が上手すぎたりザルすぎたりwあと去年も書いたが、拡張端子を針金などの金属で触れながら投げると0㎞/h魔球も可能で気の抜けた投球SEと共にどこまでも曲がる球というのは面白かったが、ファミコン本体の壊れる原因になるとアナウンスがあり、それ以来やってないw
尚、ウチのベースボールカセットはこんな感じになっている
表題がテニスボールに上書きしているが、別に中身を変えたとかロムの不正改造を行ったとかそういうんじゃなくて、ただ落書きしただけ。ガチで意味不明。弟はなんでこんな訳わからんことしてん…。あと、カセットの裏側にはちゃんと名字を記名しており、盗難対策もしていた。てかさっきのソフトボール少年団の話は岡山に来てからの話だが、川西(兵庫県)に居たころにもチョロっとあったからねぇ。まぁ岡山に越してから激化した感はあるが。盗む側からしたら、引っ越して来たよそ者だし、そこを困らせたらみんな喜ぶし、自分もカセットが増えて(゚д゚)ウマーって感じだったのだろう。ロクでもない土地柄だよなぁ。これだから田舎ってヤツはよぉ…。
◎ワイルドガンマン(任天堂)
別売りの光線銃を使って、テレビ画面に映った敵を素早く撃っていくゲーム。発売から少し遅れた時期ではあるが我が家も購入して、買ってすぐの頃は当時住んでた家の2階の子供部屋に設置して、オトン・オカン・俺・弟の一家4人で楽しんでいた。あの頃が我が家で一番楽しい時期かもなぁ。
それはさておき、プラスチックで出来た銃から光線を出してテレビの敵をやっつけるっていうのは、かなり面白く、結構夢中してやってたし、確か光線銃を買うと専用のベルト付きホルスターも一緒だったんじゃないかと思うが(間違ってたらスマソ)、ホルスターに銃を入れて「FIRE!!」で光線銃を抜いて撃つ仕様は本当に良かった。なりきり要素というかなんというか。てか、nintendo switch onlineで出てもおかしくない気もするんだがねぇ。モーションIRカメラを使えば代用できなくもないが、でもそれじゃ雰囲気でないかな…。
◎ゴルフ(任天堂)
BGMは無し。ボールを打ったらそれなりのSEが付く。OBやらかすととても寂しいSEが鳴る。BGM的にはとてもさみしい仕様ではあったが、それでもそこそこやっていた。まぁ飽きるのも早かった気もするがwあのOBの時のSEは一度聞いてほしいw
◎パックマン(ナムコ)
こちらもアーケードからの移植。パックマンが面にあるドットを全部食べたら面クリア。邪魔をするモンスターから逃げたりしてたが、パワークッキーを食べたら好守逆転、モンスターが青くなって逃げて行くのでそれを食べたら高得点、連続して食べると更に高得点。大変面白かったが、ファミコンのコントローラーでやってると4面くらいで親指が痛くなってしまって、リセットボタンを押すハメに。ジョイボールとかジョイスティックでやればそのへん緩和されるんだろうが、あれはあれで思い通り使いこなす訓練が必要っていうね。アーケードだとレバースティックを中指と薬指で挟んでチョロチョロ動かすのでそんなに痛くなることもないが、十字キーでパックマンは大変親指が痛くなるゲームでござった。
◎クルクルランド(任天堂)
グルッピーという丸い生命体に両腕が付いてて、基本直進するだけのグルッピーを上手く操作して棒に掴んで方向転換させて、グルッピーが通過した後はコインがある所ではコインが出て来て、そのコインを全部出現させて、なんらかのモチーフに似せた形が完成すれば面クリア。当然のことながら面をクリアしていくウチに難しくなっていって、22面以降は一度通過してコインを出してももう1回通過したら消える仕様になって急激に難しくなり、さすがに22面以降は苦戦した思い出があるのだが、これもnintendo switch onlineでプレイ出来るのでやってみたら4面で苦戦する有様w反射神経がモノを言うゲームだけに老化をガッツリ感じさせていただきました。てかアレ、ボケ防止にいいかもね。
◎エキサイトバイク(任天堂)
バイクを走らせて、諸々の地形を上手く乗りこなしてCPUに勝ったり負けたり、対戦相手に勝ったり負けたりするゲーム。尚、CPUに負けたら次のステージには行けないので、そこは頑張らないといけない所。通常アクセルのAボタンはそんなに早くはないけど、温度計は上がらないで済む。ターボ機能のBボタンを押すと早くはなるが温度計が上がっていき、ゲージを振り切るまで上げるとオーバーヒートということで強制的にコースの外で数秒休むハメになり、これが中々のタイムロスになる。あと地形を上手く乗り越えられず引っ掛かってしまうと、転倒してしまいこれまた復帰までに時間を喰ってしまいタイムロスになってしまう。着地面に対してうまく平行にする技術が鍵なんだが、これがそこそこ難しい。
あと、エディットモードもあって、地形とかクールゾーンとかを好きに配置できるのだが、全面クールゾーンにしてずっとターボで走らせると何秒かかるかとか、相手にやらせる場合にはしこたま意地悪な面にしたりとかしましたね。
…ここまでが83年~84年のソフトの感想かな。まぁ他にもやったゲームはあるけど、特段エピソードが無いのは割愛。どうしてもファミコン黎明期は70年代~82年あたりのアーケード移植ソフトが主力感ありますね。84年末までに出たサードパーティ製のソフトもハドソンのロードランナーやナッツ&ミルク、ナムコ(現:バンナム)製のギャラクシアン・パックマン・ゼビウス・マッピーというこちらもPCゲームやアーケードの移植が多い。だが、85年になると様相も変わってくる。変わるのはいいんだが、このへんからクソゲーと呼ばれる変なゲームも多くなってくるのが悩みの種。
★85年~86年の思い出のソフト
◎バルーンファイト(任天堂)
去年も書いたが、本来の敵をそっちのけでデスマッチやらかしたゲーム。てかこのゲームも本当に優秀で、AボタンかBボタンで上昇するが、これが思い通りにいかない代物でホバリングはほぼ無理。勢いよくジャンプして惰性で左右に落下。狙った場所に行くのも技術が必要で中々大変。
このゲームもnintendo switch onlineに入っていて、1人プレイのBALOON TRIPをたまにしてるが、雷を避けながらとにかく進むシンプルなゲームだが、勢いよくジャンプして惰性で降りる仕様上、思ったようにうまく動かせなくてビリビリいってしまう。よく出来たゲームだわ。あと同じく85年1月に出たアイスクライマー(任天堂)もいっこ間違ったらデスマッチゲーになる可能性が高く、これもまぁ相手が下層でまごまごしようものなら、サクサクっと上がって行って相手が表示できないくらい下層になったら残機が1つ減る厳しい仕様の為、そのへんの駆け引きは面白い。てか2人プレイで上に昇る為の雲が1つしか回ってこない時には雲の上で見苦しい展開も…w
◎バンゲリングベイ(ハドソン)
以前も書いたが、小学生時代に知り合いが持ってたのでやらせてもらったが、まーただただ陸地と海が広がってるだけで、目的も敵もなんもわからんまま終わってしまうゲームだった。あんなマニア向けのゲームを小学生向けのゲームとしてよく宣伝・発売したものだな。
当然というか何と言うか、これがもう中古ファミコンショップで安く叩かれてねぇ。で、198円とか98円とかになっても誰も買わないからどんどん安くなっていくw4900円で売り出されたカセットなのにね。まぁnintendo switch onlineで追加されてもまずやらんやろなw
◎イー・アル・カンフー(コナミ)
こちらもアーケード移植ソフト。殴る・蹴る・ジャンプのタイミングの取り方が鍵で相手も相手で棒術使いだったり手裏剣投げてきたり、鎖を投げてきたり、棍棒と盾を持ってたり色々。結構面白くてハマっていたが、私が51面止まり、弟が52面止まりとそれ以上は行けなかった。今やると全然クリアできんやろな。NEWラブプラスに入ってたからそこでもやってたが、全然動けないwまぁアレ今のゲームから見ると特殊な操作性が必要だもんねぇ。
◎忍者くん 魔城の冒険(ジャレコ)
個人的には結構好きでした。あとそこそこクリアしてました。ジャンプして体当たりしたり手裏剣投げて敵忍者をやっつけて巻物集めたり。結構楽しかったのだが、nintendo switch onlineには出ていない。一応アーケードアーカイブスで838円で買えることは買えるのだが、838円かぁ…。そっか…。現在ちょっと見合わせ中。いつか買うかもしれない。あと面クリアした後の次の面の始まりのシーンが目に悪そう。子供の頃はなんとも思わなかったけど、今見るとあれはちょっと怖いな。
◎ハイパーオリンピック(コナミ)
ロス五輪翌年というのもあって、話題でしたね。まぁ後日出たバカ殿版の話題が更に凄かった気もするが。
そして専用コントローラーもあって、RUNボタンとJUMPボタンの2つを使って走ったり飛んだり投げたりしてたものだが、最初RUNボタンは爪でガリガリガリガリ!ってこすってたので、その跡がコントローラーにも残ったものだが、いつしか定規を使えばもっと効率的ってのが広まって、そこから定規をビヨンビヨンさせるゲームになってしまった。てか定規を使ってのプレイって確かに好記録が出るには出るが、それはなんか違う気もしなくもないが、みんなやってたね。バカ殿をちょこまか走らせたりとか、やり投げで角度を上げてってUFO落としたりとかそんなんもありましたね。
◎ドルアーガの塔(ナムコ)
よくこんなエグいゲームを小学生にやらせる気になったなw私は持ってなかったが、友人が持っていてチョロッとさせてもらったが、序盤はまぁなんとか進むも、途中からもう何がなんだかって感じに。あと結構前になるが、ドルアーガの解説付きクリア動画っていうのをなんとなく見てみたが、中盤以降の諸々の条件がもういやがらせに近いやろアレ。クソゲーってことは無いが、超ムズゲー。
◎スーパーマリオブラザーズ(任天堂)
お馴染みオバケカセット。全世界で4000万本以上売り上げた脅威のゲーム。まぁ実際面白かったもんなぁ。まぁ私はワープ使って8-2がいっぱいいっぱいって感じでクリアはしてませんがね。ワープ無しだと…確か5-4とかでつまづいてやめたかな。
まぁしかしよく出来たゲームですこと。ぴょんぴょんマリオが跳ねてって、きのこ取ったら大きくなり、フラワー取ったらファイアマリオに、スターとったら一定時間無敵に。そしてそのシステムを序盤で遊びながら理解させる親切仕様。まぁ途中から正解を通らないと無限に同じトコを通る仕掛けとかあったりするけどな…。3-1には少々テクニックを要するが、無限増殖なんかもあったりして、凄い完成度だったね。あ、私はノコノコを踏んづける無限増殖は無理ですよ。あと、無限増殖をやりすぎるとバグって残機が0になって、プレイ中のマリオがやられるとゲームオーバーになっちゃう可哀想なネタも。
尚、ウチのスーマリのカセットがとても無残なことになっている。多分犯人は弟かその友達。俺はそんなことはしないw
◎キン肉マン マッスルタッグマッチ(バンダイ)
光る珠を取ったモン勝ちゲーム。てかね、みんな大好きキン肉マンがゲーム化されるってんでみんな買うんだけど、道中ゴジャゴジャやりあってても、気になるのはいつ光る珠が投げ込まれるか、それに神経がいってたもんなぁ。なんであんな仕様にしたw
◎いっき(サン電子)
一揆なのに単刀直入…いや単鎌直入な一騎がけを展開し、農民の持つ鎌が無限に出てくる上にその鎌はまさかのホーミング機能搭載。そんな超技術を取り入れた鎌を無限にぶっ放して忍者をやっつけたり代官を捕まえたりするゲーム。これは今も持ってるが、このホーミング鎌が曲者というかなんというか…。結構ムズい。
◎ポートピア連続殺人事件(エニックス)
みんなご存じ、犯人は××。てか私と同年代ならゲームはやったことなくても、犯人の名前を知ってる人も多いんじゃないだろうか。まぁ超有名な犯人ではあるものの、それでも言っちゃうと色々と怒られたりするらしいので伏せますが。
ちなみにコレ、下手に最後らへんの展開を知ってると、むしろ途中で必要事項をすっ飛ばしてその展開に進もうとするのでなまじっか引っ掛かってしまう罠があったりする。あと耕造の地下室エグかった気が。正解の場所にあるものは知ってるんだけど、そこに行くのが大変wてかアレ正解の場所まで行かないと入口が封鎖されたままだから戻る訳にもいかないし。あの仕掛けはすんげぇ苦労した思い出があるw
◎スペランカー(アイレム)
♪テーレッテ♪テレテテ♪テーテーテーテテー♪という軽快な音楽と共に洞窟探検に向かうが、この冒険家が超弱い。膝の高さから飛び降りてもミス判定。史上最弱の冒険家とも呼ばれ、故障しがちなスポーツ選手にスペランカーという不名誉な称号がつけられたりする。あと、去年も書いたが、90年6月には岡山駅周辺のとあるファミコンショップでは安く売っていて、とあるファミコンショップでは超高値で買い取ってくれる現象が起きて、大変面白かったwスペランカーをはじめとするアイテムのファミコンカセットにはLEDのランプが初期の頃はついていたが、任天堂とのやりとりで色々あったようで、そのやりとりの中でLEDランプが付けられるようになったとか。ただ、現在の中古ソフト屋ではLED無し版の方が高価。
◎頭脳戦艦ガル(デービーソフト)
シューティングゲームなのだが、序盤は簡単なものの、当然というかなんというか面をクリアすればする程難しくなっていって全クリはしてないものの、このゲームは無敵裏技という当時のお約束みたいなコマンドがあったので、それを入力してやってみたら全クリまで1時間半くらいかかったwそんな長かったのかアレwてか無敵モードだからなんとかなったけど、1時間もシューティングゲームやってると疲れるのよ。そこは考慮してほしかった。
あと、無敵モードではあるが、両脇にある壁というか陸地というか、その部分に当たると普通に1機失うのは謎だった。いやそこも無敵で良くない?
◎オバケのQ太郎 ワンワンパニック(バンダイ)
クソゲー。超クソゲー。バンダイいい加減にしろマジで。操作性・ゲーム性なにもかもがおかしい。まぁ私は買った訳じゃなくて、これも友達にさせてもらったのだが、本当に何が何だかわからんかった。てか当時のキャラゲーってこういうの多かったからねぇ。元々あるタイトルが偉大だからゲームは適当でも売れるとか思ってたんかな?そうとしか思えないラインナップなんだが(※もちろん数は少ないが、良ゲーもある)。
◎ボンバーマン(ハドソン)
爆弾を仕掛けて、敵やブロックを爆破して面クリアしていくゲーム。全50面をクリアするとボンバーマンがロードランナーに変化するエンディングが見られます。てかこのゲームはウチら兄弟よりオカンがすっげぇハマってたわ。前にも書いたけど、ウチら兄弟が夜10時に寝て、朝6時起きて1階に降りると、オカンが徹夜でボンバーマンで遊んでて「ほら見て!ボンバーマンがロードランナーになったで!」とかクソ呑気に言ってたが、徹夜でなにしてんだアンタ。
あとコレ、リモコンを取った後がとっても爽快感あふれるゲームになるので、ぜひnintendo switch onlineに入れてほしいが…、ちょっと無理かな…。
◎忍者ハットリくん 忍者は修行でござるの巻(ハドソン)
キャラゲーにしては完成度が高く、面白かったが、案の定私はアクションゲームとかシューティングゲームが当時も今も苦手なので4面くらいが限界じゃなかったか。あと、面クリアした後に出てくるボーナスステージでちくわと鉄アレイが同時に出てくるトンチキな内容も含めて面白かったw
◎ドラゴンクエスト(エニックス)
伝説RPGの第1作。初回だけあって、ゲーム自体がRPGゲームのチュートリアル感があって、登場してから37年経った今では少々物足りない気もしなくもないが、当時としては革新的なゲームだった。なんせ中1の時の担任が給食の時に「あの、ドラゴンクエストっちゅうのはええのぅ。あれは頭使わんとクリアできん」と絶賛していたw
◎魔界村(カプコン)
レッドアリーマーが強すぎて1面もクリアしてないって人も多いんじゃなかろうか。ちなみに私もそんな感じだ。てかあんなムズゲーをよくファミコンで出したなwしかもアレ、真エンディングを見ようと思ったら2周クリアせなアカンとかエグすぎやろ。
…85年86年はこんな感じか。この辺からサードパーティーが増えて発売ソフトも増えたと同時にクソゲーも増えた。特にキャラゲーは悲惨な感じだった。てかファミコンは任天堂もサードパーティーも儲かったって言う話らしいが、オイシイ話目当てに加入してきて、とんでもないゲームを出したトコなんて会社もあったりして、もうとってもエグい状態も続いた。売る側は儲かって良かったのかも知れないが、子供がなけなしのお金を貯めて買ったソフトがそんなんとか、本当にエグいんだが、あの頃のその手の人はどう思ってたんだろう?もちろん一生懸命に頑張って作った結果ってんならまだわからんでもないが、「これ絶対片手間でやってんやろ。そもそもソフト規制を逃れる為に分社分裂してるんが…(略」って思いたくなるくらいのもあった。
あとまぁ、スーマリを始めとするアクションゲームやグラディウスなどのシューティングゲームといったジャンルが花盛りで、ハドソン全国キャラバンでもスターフォースやスターソルジャーでスコアアタックしたりして、ファミカセのメインストリーム感があったものの、ポートピア連続殺人事件のようなアドベンチャーゲームや、ドラクエⅠのRPGなどが出て来て、86年以降に爆発するジャンルの息吹が出て来てますね。
あと、86年にはファミコン付属商品のディスクシステムが発売。ファミコンのカセット差し込み口に黒いアダプタを差し込み、ディスク差込口にゲームディスクを入れるとゲームが遊べる、なんともパソコンチックな商品が出ましたね。ウチも持ってました。ゼルダとか村雨城とかそこそこ持ってたが、全部持って行かれたなぁ。あの家の環境、世紀末モヒカンと大差ないな。尚、謎の村雨城は結構難易度が高く苦戦していたが、そんな折無敵コマンドが発見されて、いろんなメディアで発表されたがその方法は「鷹丸を100機にすること」なんでそんな意味の無い無敵コマンドを付与したんや。そこまで増やせるんならもう無敵コマンドとかいらんやろ。
しかし、ディスクシステムはディスク1枚が大変安く、全国のおもちゃ屋さんに設置されてるディスクライターで、1回500円でゲームの書き換えも可能という大変リーズナブルな仕様で、我々は喜んだものだが、売る側のメリットが少なかったのもあって、次第に衰退していったのは残念な限り。てかファミリーベーシックで各自作ったプログラムをディスクシステムに保存できたらちょっと面白かった…かも?でもディスクシステム発売当時でそんな需要無かったかな。
と、ここで87年以降の個人的に気になるソフトを挙げて行きたいが、ここで分割。後半も読んでいただけるとありがたいです。m(__)m