スーパー猫の日だそうですよ。すげー日もあったものですね。まぁ昔は猫を飼ってました。シャム猫のゆりたろう(♀)とその息子の雑種のすず(♂)。まー可愛かったものですね。今はとてもペットを飼える状況ではないのが残念だが、いつかまた事態が好転したら飼いたいなとは思ってるんですよ。猫かわいいよ猫。
で、お迎えした理由だが、当時住んでた家にねずみが結構出てくるようになったのと、伯母の知り合いが産まれて日の浅いシャム猫の引き取り手を募集してたのが丁度重なって中1の終わりの春休みにゆりたろうを迎え入れることに。
尚、猫の名前も自分で決めたかったが、その前から飼ってる犬の名前をウチら兄弟で名付けたこともあり「あんたら犬の名前付けたんやから、猫の名前はお母さんに決めさせてーや」と主張しだして、オカンが「ゆり」と名付けることになったが、私が高校に入ったあたりから気に入ったものには語尾に太郎を付ける謎習慣ができていつの間にか「ゆりたろう」と呼ぶようになる(※無論、オカンは「なんで勝手にゆり太郎とか言い出すん?ゆりやんか。メス猫やんか。」と主張していたが、ロクロク聞いてなかった)。
それから1か月くらいはネズミ捕りに励み、その度に我々の目の前に成果を見せびらかしていた(※どうもこの行動理由は「おい、そこの人間、狩りの仕方も知らんのんかいな。これ使って練習してみーや」って意味だったらしいのだが、当時そんなことを知らんかった我々は「おー、よーでけたなぁ。かわいいなぁ。」となでなでしていた)。その後、家のネズミの大半がゆりたろうの手で駆除されたが、当然その後もゆりたろうは飼い続ける。
一番かわいかった時はアレかな。中3の時に2泊3日の修学旅行に行った時かな。朝早くに「行ってくるよ~」って言って出て行って3日後、「ただいま~」って帰ってきたらゆりたろうが異常なくらいにゃーにゃー言いながらその日の晩はずっと懐いていた。あの世に旅立ったか家を出て行ったか、なんかしらの理由でいなくなって一生会えなくなると思った矢先に帰ってきたからなのか、その日の晩はずっと私の周りでゴロゴロいってたなぁ。あれは最強に可愛かった。ただ、高2の時の3泊4日の修学旅行から満を持して帰ってきた時は玄関にゆりたろうはいたものの「あ、またどっか行ってきたんでしょ。知ってる知ってる。おかえりおかえり。ハハハw」って表情で懐くどころかどっか行ってしまって逆にこっちが寂しくなってしまって、なんだかなぁ。大人になったなぁアイツ。
中3の夏には相手はどこの雄猫か知らんが、雑種の子猫を4匹産み、1匹だけ残して3匹は違う家にもらっていって、その子猫(♂)をオカンが「すず」と名付ける。が、すずは母親よりも先に謎の病死をしてしまって、その日はずっと目をウルウルさせながら泣いてたっけか。エサなんかも自分の分けてまでかわいがってたのになぁ。あれはもう可哀そうだったよね…。
尚、その分も寿命をもらったのか、ゆりたろうは20年近く生き続ける長寿猫としてウチで活躍する。猫の平均寿命が14~15年、シャム猫に至っては更に低く10年程度と言われる身体の弱い種ではあるが、本当に長生きしたし、召される1週間くらい前までピンピンしていた。当時の実家がちょっとした山の中腹にあり、家に誰もいない時には外に放し飼いもしていたが、ずっと元気に走り回っていた。むしろそれが功を奏した感もなくはないが、あいつは人間でいえば100歳を超える長寿の時でも元気だった。私が車で帰ってきて、それなりの音がするも出てこないが、エサの容器をカンカンと鳴らせばすげー遠くからカサッ!と音がしてそのカサカサが段々近づいて私の目の前でニャーとエサをねだるくらい元気だった。それだけ長期間家の癒しを担当していたが、1回病気にかかって衰弱しだしてからはすぐだった。普段元気に走り回っていてもさすがに高齢は高齢だったみたいで、あっと言う間だった。てか動物病院に連れて行ったのも去勢の時の1回のみで、それでよく20年近く生きてくれたものだ。
玄関でねそべるゆりたろう
車庫の上でねそべるゆりたろう
ストーブの前でねそべるゆりたろう(※たまに緊急停止のボタンを押してたなぁw)
マントを羽織るゆりたろう
ぷいっ。
かなり前のガラケーで撮った写真なのでサイズや解像度の低さはご勘弁を。
まぁ、今回はこんな感じで。(-_-)ノ