《移転》魔王が斬ったり斬らなかったり~賞金王が始まる前の軽い展望~ | めっしゅの靴下が物を申したり申さなかったり。

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 今年もいよいよ年の瀬ですなぁ。まぁ個人的に年の瀬を感じるイベントが競艇の賞金王冬コミの2段構えなので、年の瀬感を引っ張ったまま12月を過ごすことになりますが、そんな年の瀬イベント第1弾、住之江の賞金王決定戦(グランプリ)です。グランプリっていうと各方面の他競技と被っちゃうので賞金王って言った方がしっくりくるかな。そしてそんな賞金王を始まる前に展望しちゃいましょうという企画。なんだかんだで毎年やってるんですが、結果として当たったり当たらなかったりですが、それはそれとして勝手にやります。今回は昨年度魔王の肩書もありますしね。そういや去年年間優勝してからもう1年経つのか。早いもんだねぇ。(しみじみ)とりあえず、チャレカ終了時の賞金選考順位順に紹介。

 

★トライアル2nd組

△1位・山崎智也(\126,851,000)今年笹川賞・GCとSG連覇、2012年に賞金王制覇

△2位・篠崎元志(\ 84,625,000)今年MB記念でSG2勝目。

×3位・石野貴之(\ 84,000,000)今年オーシャン優勝、地元大阪支部

 4位・守田俊介(\ 80,284,000)今年ダービー優勝。

 5位・桐生順平(\ 78,465,000)今年総理杯優勝

 6位・毒島 誠(\ 78,438,000)今年GI2勝

★トライアル1st組

×7位・太田和美(\ 76,405,000)1998年に賞金王制覇

 8位・峰 竜太(\ 73,957,000)

 9位・笠原 亮(\ 72,340,000)今年チャレカ優勝

 10位・松井 繁(\ 65,476,000)賞金王制覇歴3回(1999・2006・2009)の絶対王者

◎11位・池田浩二(\ 61,980,000)賞金王制覇歴2回(2011・2013)

 12位田中信一郎(\ 61,576,000)賞金王制覇歴3回(2001・2003・2004)

 13位・辻 栄蔵(\ 58,880,000)2005年に賞金王制覇

 14位・中島孝平(\ 55,200,000)2010年に賞金王制覇

 15位・坪井康晴(\ 54,958,000)

 16位今垣光太郎(\ 53,201,000)

○17位・茅原悠紀(\ 49,866,000)昨年の賞金王覇者

 18位・原田幸哉(\ 49,770,000)

 

 

 印の順位は◎→○→△→×で。

 

 

 ◎池田浩二(愛知)

 

 

 今年は記念V無し、目立つ成績は残していないが、なぜか6千万円も稼いで賞金ランキング11位。ここらで一発ドデカい花火を打ち上げそうな気配はないように見えるが、こういう時こそ1stTR、2ndTR共に派手にピンを並べて勝ちあがる選手に隠れて目立たず地味にファイナルに残りそうな気がするんだよなぁ。何より賞金王は2011年と2013年(※ともに住之江)の覇者。相性もいいし、キレのあるターンが衰えた訳ではない。トライアルの中間着や決定戦の穴狙いで買ってもおかしくない。ていうか、2013年に賞金王獲った時の賞金ランキング争いも、総理杯こそ獲ったものの、それ以降は総理杯を獲った人特有の中だるみが発生して、記念V無し&SGでも予選落ちがちらほらあったのに、最終的に賞金ランキング2位(当時は11月までで9400万円稼いでいたけど、総理杯の3500万以外のどこで6000万近く稼いだのかマジで謎w)で住之江賞金王に乗り込み、勝っている。今回は総理杯すら獲っていないが、リズム的には似てるんだよね。この流れで行けば1年おきの賞金王奪取も充分ありえる。なので本命を打った。なによりこの人のターンテクと大舞台での勝負強さは異常。

 

 

 ○茅原悠紀(岡山)

 

 

 言わずと知れた昨年の覇者。どこぞの誰かさんは「あの賞金王Vはまぐれ」と茅原クンのファンである私の前で連呼していたが、レース単体としては展開によるものがデカいが、別にまぐれまぐれとファンの前で連呼せんでもよかろうに。

 

 

 それはさておき、賞金ランキングは17位。賞金王TR1stも⑥号艇スタートと不利は不利だが、あの鬼のようなターンスピードと周回中に劣勢であっても諦めない強いメンタル(今年の5月の津GI優勝戦は凄かったな~。2周バックまで新田雄史がこのまま1着でゴールするくらいのリードがあって、実況アナも「新田雄史が念願の地元GI制覇!」と言ったはずなのに、3週2Mでまさかの大逆転。先行していた新田だって別に大きなターンミスをした訳じゃないのに、茅原クンがその差を埋めにターンの初動から気合いパンパンの攻めを決めてまさかの大逆転!あれは今年のベストバウトだわ~。)があれば、クリアすることも別に難しいことではない。それにSGではあまりパッとした活躍はしなかったが、調子は上向き。児島周年では46号機に屈して準優勝だったが、年末に照準を合わせるが如く上げて来ている。あと賞金ランキングは17位だが、7位~18位はエンジン勝率順位7位~18位の中から抽選なので、いいのを引く可能性もなくはない。なにせ去年の抽選も選考順位が下の方にいた桐生順平がいいの引いたからなぁ。(※結果にはつながらなかったけど。)

 

 

http://app.boatrace.jp/data/record/record_kekka.php?kscd=05&jcd=09&record_no=63

今年の津周年。

 

 

 △1位・山崎智也(群馬)

 

 

 泣く子も黙るような黙らないような、今年の賞金ランキングブッチギリトップの人。笹川賞とグラチャンのSG連覇に加えて、GIも3勝してる鬼神のような成績を残している。勢いで言うならこの人がなんだかんだで一番持ってる気がする。そして以前は関東勢は賞金王に弱いというイメージがあった(まぁ、濵野谷さんが実力はあったのに、あと1歩で獲れないケースが多々あったのもあるかなぁ…。)が、智也が3年前に最強の実力を持ちながら引退した嫁さんに華を添える賞金王優勝(しかもあれ、インの松井がミスターンした訳じゃないのに、そこをまくり差しての優勝ってのが凄いわホンマ。)して、そのイメージが払拭されたし、以前は智也自身が住之江水面に対してあまりいいイメージがなかったのが、ここ6年くらいはそうでもなくなって来ている。関東勢が優勝できないのはもう昔の事。今の智也がいいエンジン積んでTR2ndから疾走すれば優出自体は危なげなく進むことだろうし、外からでも勝負できる。それにしても今年優勝したら2億か…。すげぇな。

 

 

 そういや、智也と横西のお子さんがこの度無事産まれたそうで。おめでとうございます。こういう節目の智也は強そうやなぁ…。

 

 

△2位・篠崎元志(福岡)

 

 

 今年のMB記念で峰竜太とのデッドヒートを制して2度目のSG優勝(最初のSG優勝は賞金王シリーズ)を果たした。若手のホープだが、若手のホープと言われながら、どうにも今ひとつ突き抜けられない感があったが、やっとこさMBを勝ってSG覇者っぽい感じも出てきた。そろそろ波に乗ってもいい時期なんじゃないかと思う。ここで勝てば去年勝った茅原クンに続いてのニュージェネ世代の賞金王Vとなり一気に世代交代になるかも知れない。20年前に植木らが切り開いた時代の節目の到来となるかどうか。

 

 

×3位・石野貴之(大阪)

 

 

 ×印の2選手は共に地元大阪支部の選手。最近はそうでもなくなったが、賞金王が住之江で開催されることが多く、そのため賞金王やシリーズで優勝するのは大阪支部の選手ばかりと言われてた時期もあり、なんだかんだで地元の利も捨てがたい。去年は賞金ランキング17位からTR1stと2ndを勝ち抜いて決定戦(優勝戦)に進出したが、今年はオーシャンを勝ってTR2ndからの有利な出場。脂ものってきた年齢になり、住之江での戦い方も知っている石野はさすがに外すわけにはいかない。優勝まであるかどうかは別にしてなんだかんだでファイナル6人には残るだろうなぁ。石野信用金庫は信頼できる。

 

 

×7位・太田和美(大阪)

 

 

 こちらも大阪支部の平成の怪物君。もう怪物君て年齢でもないから誰も言わないけど。一時期低迷していた頃もあって、住之江の賞金王シリーズくらいしか勝てないと言われたりもしたが、4年くらい前から円熟の域に達して賞金王にも安定して出場している。去年も決定戦(平和島)で3カドからst0.03のメイチのトップスタートから攻める勢いあるレースを見せるも、その間隙を菊地と茅原に差されて結果5着になったが、硬軟自在の円熟の攻めは健在。6位以内の2ndにはあと少しで入れなくて、1st組スタートになったが、インの超絶固い冬の住之江で1st2戦のウチ1つはイン戦が確定している。ここで逃げ切るのは濃厚で、そうなれば2nd初日に良い枠番で進出する確率も高い。このアドバンテージはかなり強い。今年もファイナルで鬼のような攻めを見せる太田を見たい。

 

 

 まぁ、こんな感じで思ってます。当たるかどうかは知りませんがw