やさしい標識って!?

「新コンセプト交差点標識デザインプロジェクト」の詳細はコチラ
にて!

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バーチャル体験してみましょう!!

またすっかりサボっちまいまして、申し訳ありません!


実はもう一つ仕事絡みのアメブロ を去年の暮れから始めていて、

そっちにかまけていたといいますか……あせる


これからまた実験・開発・提案にまつわるアレコレをご紹介しますよ!!


さて再開一発目は、

ムービー行きましょう! ムービー!



いかがですか?


僕らの提案している「記号標識」の便利さってものを、

何となくつかんでいただけるのではないか……と思います。


もし見づらいようでしたら、コチラ でもご覧いただけます。是非どうぞ!

求む!リターンライダー

お久しぶりの更新でゴザイマス(汗)。


やさしい標識プロジェクトは現在、富良野の地で大きく前進している模様です。

ほんとスゴイことになっているようです。

詳細わかり次第ご報告したいと思いますんで、少々お待ちを!



さて今回はバイク関係で告知させていただきます。


バイク雑誌にもう14年近く関わっている僕には、

「僕らユーザーの環境をもうちょっと良くしたいな」という思いがあります。

そういった観点から、二輪の高速道路通行解禁や駐車場問題に尽力してきた

業界団体「NMCA日本二輪車協会」とはよく情報交換させていただいています。


だいたいは当方の取材にご協力いただくことが多いんですが、

たとえばこんな風に出演協力(笑)させていただくことも。

http://www.nmca.gr.jp/society/etc_report/20060328.html


このときは二輪車ETCのモニタレポートですね。

NMCAの竹下さんがETC装着車両に乗ってプチツーリングに出かけるというので、

僕がETC未搭載のバイクで同行して「どれだけ差があるのか?」を体感してきたのでした。


さて今度はですね。

そのNMCAがWEB上でリターンライダー向けの企画を制作しようと立ち上がったのです。

「もう長いことご無沙汰だけど、80'sを思い出して久しぶりに乗りたいな」という方に、

きっと役立つものになるんじゃないでしょうか。

そこで座談会やツーリングにご登場していただける方を募集!

僕、ツジウチも参加したいところなんですが残念なことに対象外なのです。


応募資格は、以下5項目。

1.東京へのアクセスの良いところへお住まいの方

2.40代~50代(2006年7月3日現在)の方

3.若い頃バイクに乗っていて、一度バイクに乗るのを止めたが、

 40代~50代になり再びバイクに乗るようになったリターンライダーの方

4.現在、排気量400ccクラス以上の、国内4メーカー(ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ)のバイクにお乗りの方

5.成熟したモーターサイクル文化の醸成へ寄与したい方



課題文の提出もありますが「我こそは!」と意欲のある方は是非是非、

コチラをご覧ください!

http://www.nmca.gr.jp/joy/return.html




7月31日(月)まで募集しています

どうぞよろしくお願いします。




路上で体感! やっぱり便利♪

すっかり更新が遅くなってしまっていました(汗
番外編を除くと約半年ぶりになりますか。。。
早いモンですね。。。

や、
ネタはあるんで! 行きますよ。遅ればせながら今年もヨロシクです。


実はですね。
去年の12月21日にですね。
いよいよマツさんたちが実地実験を行ないました。
実際の道路で!

本物のクルマで!
記号化標識のある運転を!
体感できるってんで、私、ツジウチ、乗らない手はございません。

今回はそのご報告をしましょー。

まえすとろ

——そうそう。「路上で実証したいのですよ!」 で言っていた実験を、ようやく行えたって訳ですね。たしか去年の夏くらいにやるハズだったやつ。


マツ:そうなんですよ~(苦笑)。実際の交通の中でやる実験って、すごく準備が大変だったみたいで。今回も京都大学の吉井先生 による指示の下、学生さんたちが必死に頑張って実験までこぎつけたみたいです。


——大変なんだね~…。試乗にうかがったときも、学生さんは機材の調整を一生懸命やてったもんね。あれ、あのスーパーハイテク車両の!


マツ:東京大学生産技術研究所桑原研究室maestro号 ですね。いろいろとセットアップしていましたよね。


--当日もアレ大変そうだったけど、実験の準備ってのは、交差点にぶら下がって一個づつ標識を付けていった訳?


マツ:いや、それは本当に大変(汗)なので、既に数字記号標識がついている交差点がたくさんある、成田市新勝寺周辺の道路 で実験をしてきました。その記号に合わせた地図やナビを準備し、被験者がその道案内を頼りに運転してもらったって寸法なんです。

で、運転してみてどうでしたか?曲がる場所を案内されるときに、今までのように何もなかったり名前しかなかったりする場合と、数字っていう目印がぼーんとあった場合で?

自分は、提案した本人のくせに、実は目印を頼りに運転するの初めてだったんす。でも今回はっきり言って感動しました!!7右。と言われてば、それ以外なんにも知らなくても心配せずに交差点に向かっていけるんです。で、あっコレかってすぐ分かるから、「知らない道、知らない交差点を曲がる時のあのなんとも言えない不安」が全くなく運転できて。あっオレ今不安なく運転してるじゃん!!って感動しましたよーー。



——そうだねー、僕は被験者として実験走らせてもらったワケだけど……。便利さを一番実感できたのは移動中かも(笑)。あの街で20種類くらいの経路を走ったでしょう。その各経路のスタート地点まで移動するときに、学生さんが「4右で、15を左」とか指示してくれて、あっココね♪なんて。あれは運転しやすかったなぁ。


マツ:助手席(ナビ席)の人とケンカにならないってのも記号標識の効果の一つですよ! 今まで「奥さんとかの道案内の仕方が悪い」なんて運転中のケンカの原因になってましたが、それも減るって理屈が分かる気がしたんじゃ!?


--詳しくは、ミスターバイク誌の3月号(2月6日発売)でレポートしているんで、そちらもご覧いただきたいですね。もちろん僕が書いてるワケですが!


マツ:宣伝してる(笑)。でもホント読んでもらえると嬉しいですね。あと、今回の実験に用意したナビシステムをそのまま他のクルマに載せて、成田市街で「交差点記号とそれを使った道案内」を体感していただくこともできます。何か機会を作って、皆さんにもその運転してもらう機会ができればいいなーって思ってマス。


ミスター

掲載は44~47ページ。
実地実験に関して、もうひとつのビッグニュースもありますんでゼヒ!

そして今回体感できた安全性や便利さが、データとしてどう出てくるか?
いま学生さんが必死に解析しているところです。
結果が出たら、このブログでも発表したいと思っております。
お楽しみに~っ。

【番外編】新人議員に直撃

秋です。10月です。
交差点研究も新たな局面を迎えようとしているのですが、
ちょっとまたここで番外編。
先の衆院選を振り返ろうと思います。

なんと我が地元・神奈川8区からは、3人の国会議員が選出されました。
無所属の江田憲司氏が選挙区で勝ち、
次点の民主党・岩國哲人氏が比例復活。
そして全国的に大勝した福田峰之氏も比例で当選を果たしたのです。
なもんで9月11日の開票速報は見応えありましたよー。
得票数などはコチラをご参照ください。


んーーーー
僕自身も投票にあたっては相当迷ったのですが、、、
この結果をどう見たらいいのでしょう?
三つ巴の大激戦を経て新人議員となった福田峰之氏(元横浜市会議員)に
メール取材させていただきました。



Q1.まずはご当選おめでとうございます。
  前職、元職を相手に苦しい選挙戦だったことと思います。
  私個人的には比例当選というのはあり得ると考えていたのですが、
  開票速報を見ていて、正直、堂々の三つ巴に驚きました。
  ご自身の読みはいかがでしたでしょうか?
  出馬時から選挙戦を通じて、変化はあったのでしょうか?

A1.当初は先行する現職、元職の後姿すら見えなかった。
  しかし、選挙が進むに連れて、おぼろげながら姿が見え始め、
  最後は手の届くところまで来たと感じた。




Q2.当選を確信したのはいつのことでしょう。

A2.比例当選のテロップが流れた時。



Q3.ご自身に投じられた74,399票には、
  どんなメッセージがこもっていると考えますか?

A3.郵政民営化をスタートとする小泉改革への期待。
  そして私自身が実行部隊として働くことへの期待。




Q4.選挙区で当選した江田憲司氏については、いかがでしょう。
  政権選択選挙の中で88,098票が無所属候補に投じられた意味を、
  どのように見ていらっしゃいますか?

A4.選挙の結果は民意を表すものと理解している。
  多くの支援者ががんばった結果だと思う。




Q5.ひとつの選挙区から3人の議員というのは希有なケースだと思います。
   これにより地域の意思が国政に反映されやすくなる?
   ・・・などという効果がありうるものでしょうか?

A5.人数がいれば単に意志が反映できるわけではない。
  与党である自民党の議員がいることに意味があると思う。



 
Q6.同じ選挙区から選出された他党の議員とは交流があるものでしょうか?

A6.会合などでは良く会います。
  あえて、個人的に交流を持とうとすることはありません。




Q7.最後にご自身が最も注力したい議員活動をお聞かせください。
  福田議員にとって「国民との約束」は何でしょうか。

A7.少子高齢化社会に対応できるルール作りを小泉改革で実践すること。
  都市生活者の視点にたつ都市政策を自民党に明確に取り入れること。




お忙しいなか、ご回答ありがとうございます!
淡泊な中にも(笑)、与党議員としての自負と気概が感じられるかなと。
皆さんはどう思われますか?


あっと、最後に福田議員のブログをご紹介しましょう。
新人議員の奮闘ぶり、日々感じていることが綴られています。
ほぼ毎日更新ですよ、ウチと違って(汗

デザインサミット1

選挙編のまとめもまだですが(汗)、ここで一つ告知します。

以前お話しした(社)KDF=かながわデザイン機構による支援のもと、
「デザインサミット1」(9/28~30 横浜市開港記念会館)にてマツさんの研究が展示発表されます!

以下、「デザインサミット1」のサイトより抜粋。
TOP http://design-summit.com/
掲載ページ http://design-summit.com/kanagawa.html
アクセス http://design-summit.com/access.html

■「道路案内標識のバリアフリー化研究及び神奈川モデル都市構想」
【会場:開港記念会館2階9号室 】
松平健氏(有限会社PJI代表取締役・KDF会員)
PJIでは、将来の道路交通のあり方を考えた上で、道路案内標識の将来像を提案するという活動を行ってきた。具体的には、高齢者、外国人、初心者など弱者運転者にも分かりやすいバリアフリーな道案内体系を確立しようとするものである。
2001年からは京都大学、首都大学東京、住友3M社などと共同研究を開始し、2004年からは(社)交通工学研究会研究として、国土交通省、警察庁も加わり二年間の実証研究を行っている。2006年度からは実地展開による実証を目指しており、神奈川県をモデル都市とした実地展開は、KDF事業企画委員会として取り組みを進めていくものとする。
研究サイト: http://www.pji.co.jp/intersection/

【番外編】政権選択?面白いぜ神奈川8区

はい、衆院選シリーズ第2弾いきますよ!

先ほど、あざみ野駅前で江田憲司氏にお会いしました。お会いしたといっても選挙運動してるところに出くわしただけ。まー握手求められるついでに質問しましたけどね。
記者魂ってか?  うへへ

ということで、直撃~!

--江田さんは現在無所属ということで、当選なさったらどこかの会派に合流するんですよね?(それって風見鶏っぽくね?という眼をしてたかもワタシ……)

江田候補:はい!(当選した場合)私は各会派から引く手あまただと思うのです。その中から政策的に合う人たちと組みます。私は郵政民営化に賛成ですが、年金と子育ても重視しています。ただ、すべてが合致する人たちがいるとは限りませんが。

--(「引く手あまた」の根拠は?という質問は立ち話につき時間もないので置いといて)では、どこかを選ぶとき、政策の優先順位は?

江田候補:郵政民営化でしょう。

--となると自民・公明と組むことに?

江田候補:今回の選挙で私は民主が政権を取ることはないと私は思っています。そうなったら分裂するでしょう。(民主党には)求心力がないですから。そうしたとき、私は枝野さんなど民主党の若手議員と親しいので……

--(2002年の補欠選挙から主張している)政界再編ですね。つまり旧社会党から離れた民主党とは組みたいということでしょうか?

江田候補:そうです!(握手) 民主党にも本音は郵政民営化に賛成の議員が多くいるはずなのに、労組(連合)との関係で反対せざるを得ない事情がある。

--(民主党の支持団体である)連合には全郵政も参加していますもんね。国会で民主党が反対する理由も解せなかったし、それでいて(政権政党を目指すと言う割に)対案を示すこともなかったのも不自然に思っていたんです。

江田候補:まさにそこなんです! そうしたしがらみを排した政界再編を実現します。信用してください!


……信用してくださいって(笑)。どんな懐疑的な眼で話してたんでしょうかボクは! ま、いいや。自民党・公明党の連立政権を支持するか、民主党主導で政権交代をしてもらうか、あるいは野党として我が道を行く共産党に一票を投じるか。その三択しかない選挙区って多いと思うんですよ。新党についてはイマイチわかんないんですけどね。「造反」とか「刺客」とか商業報道用語には興味ないし。

ところが神奈川8区には、江田氏の言う「政界再編」という姿なき将来像に賭ける選択肢がある。これもまたユニークですよね。なんて評価するとチーム中田に嫌な顔されるかな(笑)。自民党公認で出馬した2000年総選挙で中田 宏氏(このとき当選し、後に横浜市長となる)激しく争った因縁もあるでしょうし、2002年の補選で中田 宏 横浜市長が江田氏を批判した件も覚えてますから。

でも、前回の話と総合するとね。日頃はチーム中田の方にいろいろアドバイスいただいているボクでさえ、やっぱ江田氏という選択肢も面白いな~と思うわけです。


つーか公職選挙法が選挙運動でのインターネット利用をいまだに禁じてるせいで、各候補へのメール取材もできません。平日の朝に駅前演説をじっくり聞いてるヒマなんてないし、いい加減に法改正してくれませんかねぇ。。。

【番外編】政権選択? 神奈川8区の回答は!

ちょっと唐突感あるかもしれませんが(笑)、
今回からしばらく[自動車・バイク]のカテゴリーから[政治・経済]に引っ越します。
テーマは今度の衆院選。
「造反」だの「刺客」だのって、一部マスコミはまだ悪ノリしているようですが(苦笑)、そろそろ誰に投票するか選びにかからないといけませんからねー。メール取材で地元の識者にお話をうかがい、理解を深めたいと思います。だってマジでドコ入れてイイかわかんないんだもの。。。


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 さて、マツさんや僕の地元である横浜市青葉区は「神奈川8区」にあたるんですが、ここでは4氏が立候補を表明しています

まず前職は民主党の岩國哲人氏。
2003年の選挙で岩國氏と接戦を演じた無所属・江田憲司氏。
で、自民党は横浜市議を辞して国政に初挑戦する福田峰之氏。
共産党からは新人の山中栄司氏。

 福田氏以外は前回と同じ顔ぶれなんで、じゃーまた岩國氏と江田氏の争いに? それとも「郵政選挙」に打って出た自民党が主役? それとも共産党か!?

 ちなみに本編に登場する大井康裕 神奈川県議は、「郵政民営化には賛成」だけど民主党・岩國氏を応援しているそうです。

ううむ。ややこしや…

そこで今回は、日頃から情報交換などさせていただいてる工藤裕一郎 横浜市議をお呼びしました。大井県議とは「チーム中田」の仲間であります。かつて旧神奈川8区の代議士だった中田 宏 横浜市長と近い人たちってことですね。

 工藤さんもやっぱり岩國氏を応援されるんでしょうかね? という部分はご自身のHPで表明なさっていますが(笑)、ひとまず今回は自分と同世代の現職議員としてご意見お聴きします………。

●まずね、自民党について一つ腑に落ちないことがあるんですよ。

工藤市議:はい。何でしょう?

●郵政民営化について国民の意見を問うのは良いんですけど、そもそも「郵政民営化」でまとまらなかった自民党の責任は? 先の選挙でマニフェスト(政権公約)に盛り込んでたハズなのに、実行できなかったわけじゃないですか。

工藤市議:まとめられなかった責任は、党の代表である小泉「総裁」にはもちろんあります。まとめることに全精力を傾けたかは疑問です。が、解散してしまった後でですが、反対勢力を公認しなかったことで、まとめようとしているわけです。「刺客」とか呼ばれちゃっていますが……。
 しかし、問題は反対勢力の対応。なぜこの期に及んで反対なのか? 2回(昨年参院選、一昨年衆院選)も「郵政民営化」で選挙を戦って勝っておきながら、なぜもっとはやく自民党を離党するなりの対応をとらなかったのか? この点は一つ審判されるべき点で良いはずです。


●ああ、そうか。自民党にいた反対派については「何を今さら離党だ新党だ」って話ですよね。翻って民主党、国会で対案を出せなかったのは何故でしょうね?

工藤市議:党人ではありませんので、想像も多分にありますが、民主党内は2つに割れているのでしょう。
1、そもそもの「民間主導の経済を作る」を標榜し、自民党よりももっと完璧な民営化させるべきとのグループ。よって、「自民法案」には反対。
2、郵便関係公務員を含むいわゆる「官公労」側に立ち、民営化を反対するもの。
……よって、まとまらず、「対案」を出すに至らず。


●そっか。民主党の支持団体である連合の構成組織一覧を見ると、全郵政がありますね。それじゃあ「郵政民営化」に賛成はできないだろうけど、国会で対案を出せなかったのは政権政党を目指す立場としてどうか???

工藤市議:この点で、まだ民主党は信用できませんね。まあ、自民も似たり寄ったりですが。
 使い古しの表現ですが、「政界再編」するのが一番すっきりはすると思います。何を軸にするか。大きな政府か小さな政府か。企業か労組か。私は「都市対地方(田舎)」もありではないかと思っています。今回の郵政問題も、地方間政策の側面を持っているわけで。


●中央から全国に予算が撒かれるシステムは見直すって話でしょうか。だとすると地方分権に向けて不可欠な論議ですよね。ところで、その前に! 衆議院が解散しちゃって、選挙という局面になってようやく出てきた民主党の対案。これは有効だと思える内容ですか?

工藤市議:政府案とどっこいでは。本来は3事業を完全分割し、さらに縮小して民営化すべきと考えます。順序も考慮が必要ですが、とりあえず民営化、の発想はあったはずです。

●ありがとうございます。では年金改革、どこの案を評価しますか?

工藤市議:消費税は近い将来、上げざるを得ないと思います。これを目的税化して、社会保障(含む年金)に当てる方法しかないです。そもそも「老後(=未来)」を予測しての納付なのですから、判りやすい制度が必要で、この点の民主党案はよいと思います。
 ただし、「益税」の問題、すなわち消費者が支払った消費税のうち、国庫に納入されず、合法的に事業者の手元に残る部分。事業者免税点制度や簡易課税制度により発生する、は絶対解決しないと税の公平にはなりませんけどね。


●駆け足になってしまってスミマセン。あと最後に、イラク問題は争点にならないんでしょうかね? イラク戦争に大義はない、と アメリカ国内でも反対運動が起きているようです。今後、日本が取るべき道は?というのも判断材料の一つとして、いかがでしょう。

工藤市議:アメリカとの距離感は、これまでよりも離れてよいと思います。そのために国軍を創設、憲法は改正。より独立性の高い国家運営と外交を行うべきだと思っています。
……が、争点になっていませんねぇ。工藤の独り言のようだ。


●うはは! 

工藤市議:ただ、民主党の「イラク撤退」は、行うとしても上記が前提でないと賛成できません。現状のまま、イラクから撤退しても、ただ「アメリカと距離ができてしまう」のみで、「ではどうする?」については見解が出ていません。

 同世代の現職議員から参考意見をいただきました。さて、では次に各候補を直撃! と行きたいのですが、公職選挙法に抵触することを避けてメール取材には応じてくれないかもしれませんね。一体いつになったらインターネット選挙運動が自由化されるんでしょうか(苦笑)。

とりあえず今回は、判断基準ってイロイロあるなという話。このあたり、 ヤフーが参考になりそうな特集を組んでくれてます。時間つくって読んでみたいですね。
この番外編も、投開票までに2~3回くらい更新できたらナ~と思っております。

マツさん、副委員長になる!

 またまた動きがありましたよ。かながわデザイン機構(以下KDF)というところに本研究の事業企画委員会が設けられまして、そちらの副委員長にマツさんが就任したんだそうです。

ーーKDFの方々って、たしか5月の「新しい標識のシミュレータ運転&意見交換会 」にもいらしてましたよね?

マツ(松平 健):はい。あのときは大学、企業、研究機関などから色んな方に来て頂きました。その中にKDFの理事長である和田さん、そして副理事長の杉野さんもいらしたんです。

ーー「かながわデザイン機構」というお名前からすると、、、企業じゃなさそうですね?

マツ:社団法人ですね。神奈川のデザイナーの集まりでして、100名近くの個人会員さんのほか、富士通など県下の30社も企業会員として参加していらしゃいます。

ーーそっか、マツさんも工業デザイナーですもんねぇ。

マツ:ええ、まあ。それで我々の研究について「デザイナー提案として面白いね、実地展開の地域として地元神奈川でぜひやりたいね!」っと意気投合したのですヨ。

ーーおお、マツさんの地元・神奈川にKDFという機関があった幸福!  ボクも神奈川県民としてワクワクします(笑)。 

マツ:あはは、どうも。それでですね。このKDF内に事業企画委員会を用意してもらいまして、新コンセプトの案内標識を神奈川で事業化していくのは、ここをベースに活動していこうということになりました。私は副委員長として頑張ります!

ーー心強い後ろ盾ができたということですね!

マツ:それに、このKDFには日産も参加なさるようなんです!  ほら、本社が横浜に移転するでしょう!

ーーおぉ! えーっと、2010年でしたっけ。

マツ:その前年の2009年は横浜開港150周年ですし、そうしたタイミングで記号標識もどーんと展開できればホントにいいなと。レンタカーを借りたらそのナビや地図は記号で道案内してくれたり、標識も「YOKOHAMA 開港150周年 NISSAN」って書くなどして、バナー的に街を彩ったっていい訳ですし!

ーーそれいいねえ、標識も別に鉄板じゃなくって布だったりしてもオシャレかも!

マツ:この提案も、横浜や神奈川から日本を変えたいっていう首長さん(市長、県知事)に共感する地元民からの提案として理解してもらえると嬉しいですよね!!

ーーそうですよね。そういえば神奈川県議会で出た話は進んでたりします?  「部局横断の検討会あるいは勉強会を設けてはどうか」っていう。

マツ:フフフ、実はもう県の担当者と意見交換を行なったりしているんですよ。誰にでもやさしい標識を導入することで「道路案内をバリアフリー化する」という趣旨で。

 もともとこの研究の原点はマツさんが「ご老人にもあつかえるカーナビとは?」と考えたこと。それが、現状の道路標識が時代にそぐわないのではないかという話になり、いろんな人が共感した。で、「誰にでもやさしい標識を」という考え方がまとまってきたわけですね。さぁ、いよいよ官学民の恊働という雰囲気になって、どう結実していくのでしょうか。引き続きレポートしたいと思います!

強力なパートナー!!

 さて今回は、この研究を共同で進めている吉井稔雄先生 をお迎えします。新しい標識案の有効性を証明する実験のため、精力的に全国を駆け回る情熱的なお方。さて、どんな思いで研究に参加されたのでしょうか。直撃してみましょう。


 





--先生は京都大学大学院 工学研究科の助教授さんで、専門分野は交通制御工学ということですね。ちょっと難しい語感ですが、具体的にはどういった研究をなさっているのでしょう?





吉井:「信号を制御することで渋滞は解消するか?」であるとか、「駐車場や通行規制といった情報提供による効果は?」といったことです。





--信号を制御と言いますと? いまよりも複雑に?





吉井:たとえば信号が黄色になるとき、「もう安全に停止できるタイミングじゃないが突っ切ると赤信号無視」という状態のクルマがいるとします。それを感知して少しだけ青信号(あるいは黄信号)を延長してあげたら事故発生を防げるのではないか……といったことです。これは「ジレンマ感応制御」といって半世紀ほど前から提唱されているのですが。





--ア、アクティブな制御ですね~! 交通事故を減らす研究も進めていらっしゃるのですね。





吉井:科学警察研究所 でも同様の研究が進められていて、意見をいただいたりしています。交通事故がどういう状況で発生しているかを解析して、原因・タイミングを把握して解決策を導き出そうということですね。





--そうした事故や渋滞の軽減を目指すお立場から、新コンセプトの標識はどんな風に興味を持たれたのでしょう。





吉井:2000年の学会発表後に松平さんの研究を知ったのがきっかけです。かねてより「(現代の交通事情に馴染むよう)わかりやすい、人間工学的に優れた案内標識が必要」という問題意識がありまして、その有効な改善策の一つだと考えました。「□□□□の交差点はここかな?」などと、現行の案内標識を覗き込もうとしてついブレーキを踏むことがありますよね。それにより追突事故や渋滞を引き起こすことを防ぐ可能性を、松平さんのアイデアに感じたのです。





--共同研究を進めて5年。シミュレーターや標識サンプルを使った実験の数々には、先生のお知恵が活かされている訳ですね。





吉井:どんなに優れたアイデアでも、費用対効果が見込めないと行政に認められませんので。新コンセプトの標識による安全性と円滑性を、数字で理解できるよう実験を展開しようと。そうしたことを一緒に進めております。





--どれくらい事故が減るのか、渋滞解消できるのか。数量で示すのはスゴク難しそうですが……、そのノウハウも吉井先生はお持ちということで、マツさんにとっては心強いでしょう! 





マツ(松平 健):ですね! さらに成田市で予定している実験では、東京大学桑原研究室 スーパーハイテク車両MAESTRO をお借りできる事になりました! すごく楽しみです。





 吉井先生という頼もしいパートナーを得て、研究はまたグンと広がります。そのあたり、もう少し詳しくご紹介してまいりましょうか。次回は来週火曜更新!……の予定。

路上で実証したいのですよ!

まーた二週間サボっちゃいました(汗


 ついに神奈川県議会でも取り上げられた交差点記号化プロジェクトですが、今後は一体どんな予定になってるんでしょう。マツさんに聞いてみましたよ。


松平 健(以下マツ):議会で大井県議が取り上げてくださった のはうれしかったですねー。我々の提案は、国交省の「道路案内標識検討会」 が提言したことを、さらに一歩進めたもの。その点を自治体にご理解いただけるよう頑張っているところなんです。


--うん、何でも地方と色々話をしてるみたいじゃない? どう進んで行く事になるのかな?


マツ:いまはですね、地方観光都市とお話をさせていただいています。[案内標識を必要とするドライバー]というのは、つまり[道不案内]であり、それって[観光ドライバー]ですよねやっぱり。観光ドライバーが、おそらく記号化された交差点の便利さを体感しやすいのです。なので、レンタカー観光都市をモデル地域として記号を展開すれば、その効果を実証することができるんじゃないかと。


--じゃあ早く実際に道路で試してみたいよね!


マツ:そうなんです、来年の実施を目標としています。ただ、その前にですね。実は交差点に数字記号がついてる地域なら既にけっこうあるんですよ。成田市鬼怒川川治 なんかでは、観光ドライバー向けに数字で道案内してるんです。


--へえっ! 進んでるねえ!


マツ:ビックリでしょ? これは本研究と「記号化」という点では同じなので、今年の夏にはそこの道路を東大の走行情報収集実験車両MAESTRO で走行してみたいと。記号の有無で、実際どのように運転挙動が変化するかといった実験に活用させていただきます。そこで問題点や安全性を確認した後、来年のモデル地域での実地展開とつなげていこうってハラです!!


--なるほどっ! ただ、前出のリンク先を見ると成田市の記号は17交差点。新たに設けるモデル地区では、もっと広い規模でやりたいでしょ?


マツ:ですね。成田市の17交差点は同じ記号が重複していない のも大きな違い。我々の提案する「同記号の繰り返し」っていうキモ部分は、その来年の実験が初の試みってことになるんじゃないかと! もちろん、まずシミュレーション検討を行いますけど。


--ふむ。この研究って、全国の交差点に通し番号を付けようって話じゃないもんね。


マツ:そうです。その効果は、実際のモデル地域を広くとって記号をたくさん配置すればするほど明確になるんです。一本道=線じゃなくエリアというか、面的に配置できればベストですね。モデル地域では、記号を108系という別の案内標識と連動させる事も計画されていますよっ


--これなら標識が指示する交差点を行き過ぎたりしなくてよいねえー。田舎だとさ、つい行き過ぎちゃうなんてことも……ね。景色が変わらないからかもしれないんだけど。


マツ:そしてその記号情報が載った観光案内地図を、道の駅やレンタカー営業所、HPで広報し、記号の利便性についてアンケートに答えてもらう予定です。


--なるほどっ。まぁ欲を言えば地図だけじゃなく、レンタカーのカーナビが記号で道案内してくれたらすっごく良さそうだけどね。


マツ:うーん、そうなんですけど、それはまた次のステップですね。ナビは地図の更新が簡単にはいかないようですし。まずはモデル地域での実展開の成果をいかして、大井県議 が提唱してくださった神奈川県や市との案内標識勉強会の設立につなげたいと考えています。そこで観光地域だけでなく、道路が複雑な都会でこそ記号化の利点を生かせるというコトを、「我々の地元」かながわで見せられるよう頑張って行きたいと思ってますよ! 地元に関しては、9月のよこはまデザインサミットで、本研究の展示発表を行う予定になってますから、ぜひ見に来て下さい!!




 また何やらイロイロつながって楽しみになってまいりました。


 さて次回は京都大学の吉井先生のお話に戻ります。実験へ向けて精力的に駆け回っていらっしゃる、そのモチベーションはどこにあるのでしょう!?