ソーシャルメディアコンポーザーの呟き -3ページ目

3つのメディア

2009年頃から三つのメディアと三つのスクリーンいうことが提唱されています。

3つのメディアとは、先ず「ペイドメディア」と呼ばれるマスメディアなどにお金を払って広告を載せるメディア、二つ目が「アーンドメディア」クチコミや評判などを得る場となるソーシャルメディア、そして三つ目が「オウンドメディア」自社で所有する企業サイトなどです。

そして、3つのスクリーンとは、メディアの表現・露出する媒体であるパソコン、ケータイ、大型テレビをさしています。

このバランスが必要というのですが、どもうも偏った利用のされかたや、何かが掛けているケースが多いですね。

企業のホームページも無いのに、TwitterやBlogだけを利用したり、単独で利用して「効果がない」と決めつけるような事が多い様に思うこのごろです。

戸惑う事業主

先日のTwitterでの、飲食店オーナー同士のツイートのやりとり
「取りあえず登録できたけど、次はどうするの?」
「先ずは、フォローする......」

必ずしも間違ったアドバイスではないのですが.....何かが間違っていて、肝心な事柄がかなり抜け落ちてるような気がいたします。

たぶん、アドバイスを受けた人は「何じゃこれは、これが何の役に立つんじゃ」と思ったことでしょうし、実際、目に見える効果は当分のあいだ現れないでしょう。そんな訳で、やがて利用は中断されるでしょう.....。

恐らくは、ご両人ともTwitterをお客さんの誘導ツールとして期待しているのでしょう。しかし、実際には「Twitterの”つぶやき”でワンサカお客さんが来る」などということはありえない。

何かの記事やニュースで”Twitterで大反響”などと言う見出しだけを見て、幻想を抱いているだけであります。大反響のプロセスやロジックに関する理解が完全に欠落しているのです。

Twitterをはじめとするソーシャルメディアを利用するにあたり、事業主が心がけなければならない事は「様々なステークフォルダーとの良好な関係を構築し維持するためのコミュニケーションツール」と捉えて利用することが肝要であります。

つまるところ、パブリックリレーションズの精神が必要なのであるのですが........その日の暮らしに四苦八苦している中小企業の事業主のには、パブリックリレーションズの精神を理解することも、ソーシャルメディアを活用したPR活動を実施する事は、ちと難しいかもしれないと考えるのであります。失礼ながら........。

小さな観光バス会社

小さな観光会社の社長と知り合いになった。
話しを聞いてみると、70%がインターネットからのお客さんのとのことです。インターネット無くして、ビジネスは成り立たないと話している。

しかし、悩みはYouTubeやBlog、Twitterなど使ってみたいソーシャルメディアの使い方が分からないという事だそうです。

知っていても使い方が分からない、存在をしらない、効果的活用方法が分からない。そんな人が多い。

小さな観光会社の社長へは、秋の行楽シーズンが終わったら、ソーシャルメディアの活用サポートをする事にしました。 

進捗についてご紹介できればと思います。