自分の練習の記録のつもりで始めたブログで読んで頂ける人なんていないと思っていたら、意外と読んでいただいている人が多いようです。有難うございます。バイオリンを趣味にする人にとって有益と思われる情報を書いていきます。

 今回も先生の話はとりあえず置いといて、今度は楽器の話を書いていきたいと思います。数回にわた
り書きます。今回はまず弓!バイオリン本体からではと思う方も多いかと思いますが、1回では書ききれないのでまずは弓から書きます。

 私の弓はヤマハのCBB105です。価格は定価では21万。この弓が6本目です。購入したときはもっと安
く買いました。実は私はカーボン好きで、他にもARCUSを持っています。(その他売ってしまいましたが、同じくカーボンのグラッサーボーも持っていました。)何故カーボンが好きなのかって?それはニューテクノロジー好きだからです。バイオリンの世界はとかく、経験論的な話が先行するように感じます。理論的に辻褄が会わない話でも堂々とまかり通ったりしています。私は理系なので今の技術をもってすれば、安価な技術でトルテやぺカットと同等の性能の弓も売られてもおかしくないと信じています。この私の疑問にYAMAHAがトライしてくれていると感じています。ヤマハの楽器の事もいずれ書きますが、弓も中々のできです。先日ウィーンフィルのコンマスであるライナーキュッヒルがN響で英雄の生涯をコンマスで弾いていましたが、彼の使用弓はヤマハのブロンモデルでした。びっくりです。これは私が持っているCBB105をベースに作られたもので、竿は同じです。

 一部の報道で、カーボンはトルテやサルトリーを超えたというような記事がありますが、これはさす
がに言いすぎかと思います。ただ、明らかに同じ値段の木の弓よりは優れています。良い弓は音がこんなに変わるのかと思うほど違います。何がって?それは音の立ち上がりと音の倍音成分です。良い弓はかまぼこの如く、スパッと音がたちが上がりスパッと音が立ち下がります。また、G線などで変な雑音がしません。(楽器と弓の相性によります。安価な弓でも雑音がないことも多々あります。)もちろん弓の技術であるスピカート等も簡単にできます。

 CBB105は20万程度ですが、もし同程度の予算で弓の購入を考えていられるのであれば、是非カーボン
も選択肢に入れてよいかと思います。何時の日か(決してそんなに遠い日とは思っていませんが。)カ」ーボンもトルテやぺカットと同じような性能に達すると。


 私自身もそうですが、大人でバイオリンを趣味にしている人の多くは日中働いています。練習時間はどのように確保すべきか。ここではそんなことをテーマに書きます。
 前回書いた私の練習場所は生音では2130まで、ミュートをつけても2300までです。練習はできるだけ毎日弾くことが重要です。(というより、かなり効果的です。一日おきに2時間練習するより、毎日1時間練習したほうが効果的と考えます。)それまでに仕事から解放されれば練習できますが、中々そういうわけにいきません。
 私はできるだけ毎日楽器に「触る」ようにしています。たとえ10分だけでも毎日楽器のチューニングをミュートをつけて行います。振動を楽器に与え、できればカールフレッシュの5番のスケールだけでもやっています。それでも宴会や体力的疲労で弾かない事も多々あります。でも弾くぞという目標が重要です。自分が練習するために弾くというより、楽器に少しでも振動を与えて良く鳴ってくれますようにという気持ちになると(私自身がそうですが)楽器ケースの蓋を開けるようになりますよ。特にこれかは暑いので楽器大丈夫かな?と思っていると毎日少しだけでも弾く気になりませんか。とにかく少しでも楽器に触りましょう。
 練習場所をどこにするかということはバイオリンを弾く人だけではなく、何らかの楽器を演奏される方のある意味共通した悩みでは無いでしょうか。特に私のように大人で日中は働いている方は特にお悩みかと思います。
 私の練習場所の状況を紹介します。参考になれば幸いです。まず今の住まいですが、いわゆる集合住宅(4階建てで24世帯が居住)の1階の端部屋です。つまり上の階とは接しますが隣とは接していません。かつ住宅と住宅間も道路プラス駐車場がはさんでいますので、20m程度離隔しています。
 さて、弾く部屋ですが、窓には防音カーテンをしています。引っ越してきたときに近くのホームセンターで見つけたもので、目覚まし時計を使った効果確認もしました。優れものです。これらを使って、夜の2130まではミュート無しで普通に弾いています。もちろん苦情が出たらすぐに止めるつもりです。以前の場所も集合住宅でしたが、防音カーテン無しで3階真ん中で2100までは普通に弾いていました。ただ苦情はなくとも2130程度が通常は限度かなとおもいます。
 ミュートを付けた練習も時々します。ミュートもゴムではなく、金属製のガジッとしたものです。ミュートをつければ過去に2300まで弾いたこともあります。ただ、ミュートを付けた練習は付けた瞬間にピッチが変わることと、弓の圧力による変化がかなりわからなくなり(特に金属製)、通常であれば押さえつけすぎて音が汚くなっていることもミュートを付けるとわからなくなります。よって、私はもっぱら左手の練習をメインとするときしかミュートをつけて練習しません。
 今でも時々使いますが、以前仕事が忙しく、21時どころか、終電で帰って家に着くのは日が変わっているという生活だった時代が5年ほどありました。(今は少し楽です。)そんな時でも毎日はもちろん無理でも2週間に1回でも弾きたくなるときがありました。そんな時はよくカラオケボックスで2時間くらい弾いてそのままカプセルホテルとかに泊まっていたときもありました。カラオケボックスは周りを気にせずに弾けるので重宝します。友人のホルン吹きも時々使っているそうです。カラオケボックスの唯一の弱点は、これは私だけでしょうが、ビールが飲めるのでついつい飲みながら弾き始めてしまい、2時間後には結構ほろ酔いで練習にならないことぐらいでしょうか。次は練習時間について書きます。

 7月7日のレッスンについて続きを書きます。
後半は曲の練習です。まず、ラロの楽譜ですが大谷康子氏が校訂した楽譜を使用しています。理由は、楽譜自体の価格が安かったこと、楽譜が見やすいこと、大谷氏のこの曲の解説が載っていたからです。
 オリジナルのカデンツァが無いモーツァルト等と違い、ラロの場合、フィンガリングやアーティキュレーションが多少違うものの基本的にはどの楽譜もほぼ同じす。(モーツァルトやベートーベンは校訂者によってかなり違いますので、買う前に先生からどの楽譜を買うべきか聞いておくべきです。)私の場合、先生から特に指示もなかったのでこの楽譜にしました。ちなみに、ラロの前はブルッフを弾いていましたが、同様の理由で楽譜を選びました。(この時はフィッシャー版を買いました。)何れの楽譜を買ったとしても先生がガンガン書き加えて弓順もフィンガリングも変えていくので、カデンツァの指定が無い限り、何でも良いかと思います。
 5月練習明けからレッスンを始めて、今楽譜番号でいくとEからFのあたりをやっています。第1楽章は大きく3つの部分に分かれていますが、その中盤の部分。曲がどんどん盛り上がっていく部分です。
 ラロの1楽章の特徴はいくつかあります。まず1つ目は音の跳躍が多いこと。オクターブ跳躍は当たり前で、2オクターブ近い跳躍もあり、移弦は隣の弦どころか一つまたいで跳躍する箇所がいくつかあります。2つ目はいわゆるsulGやsulDを多用しているため、これらの弦でのハイポジションが多いこと。3つ目は、連続ダウン弓で弾く部分が多いことです。
 今回のレッスンでは、1つ目の特徴である跳躍がテーマでした。先生の指導では、跳躍はきちんと音が飛んでいるということを聴かせる。そして、音は短めにということでした。あといつも指導を受けますが、速いパッセージで音の粒をきちんと聴かせるということです。難しいです。今メトロノームで110で弾くのが限界です。この曲の支持では160なのでまだまだです。CD等で聴くゆっくりめの演奏でも140くらいですので、まだまだ弾きこなさなければ!

 あと、1楽章を上手く弾くポイントとして、四分音符と3連譜の違いを明確にすること。例えば、9小節目にあるタータータタンタンとかその逆のタンタンタータータとかを明確にすることでスペインらしくなります。2つ目は意外とこの曲(特に1楽章)はリズムがガジガジです。ブルッフの後だったので余計感じますが、ブルッフはかなり字余り的な部分が多く、メトロノーム相手に練習するのはかなり困難です。プロの色々な演奏を聴いても辻褄合わせているよなーという演奏が多々あります。(5、6、7、11連譜等が出てきます。11連譜なんて・・・いまだに拍に合えばよしでやっていました。ブルッフについては今後書きます。)
 とうことで、7月7日のレッスンは終わりました。難しいけどラロは面白いです。

 5人目の先生の話を書く前に、そもそもこのブログを立ち上げるきっかけになった今のレッスンのことについて書きます。
 今の先生は7人目になります。そのことについては、また別の機会に書きます。
 今レッスンでは、スケールとラロのスペイン交響曲の第1楽章をやっています。スケールはカールフレッシュという本を使用していて(3オクターブのスケールの本)、その中の5番全部と6番の3度、5度、オクターブのそれぞれ2小節目までをまずやります。今はニ短調とヘ長調をやっています。大体1ヶ月くらいで別の調という感じでやっています。実はこの教本では、ヘ長調が一番難しいというか一番高い音を扱います。なので指が太い私にとってとても大変。速度は85でやっています。5番は最初のスケールは始めは3連、その次は6連でやっています。
 毎回指摘を受けることは、弓の配分!ひと弓に3連を2つ入れようが、4つ入れようが左手の速度はもちろん変わりますが、弓の速度は変わらないということ。それが私の場合、ダウンは弓を端から端まで音符を比較的等分配分できているらしいのですが、アップ、特に高音部は弓の元まで中々持って来れないのです。最近は弓の元の巻き線までは持ってこれるのですが、先生曰く、皮のところまでとのこと。まだまだです。その次のアルペジオですが、これは移弦の技術が必要ですがどうもGーD間が滑らかにいかないです。左手の指の動き無しですと滑らかでも、これに左手が加わるとどうも滑らかにいきにくいです。少し移弦のの角度がきついようなので、改善しないと。