僕は、アルコール依存症です
断酒515日目です
今日は隔週のアルコール依存症外来での診察とデイケアに参加しました
今日のテーマは『アルコール依存症が教えてくれた私』について話しました
アルコール依存症になる前は、職場環境(理不尽な仕事・良心が痛む仕事)・家庭環境(特に別居・離婚問題)を抱えていて、誰にも相談できないジレンマに苦しんでいました。
誰にも相談できないから、答えを自分で決めつけてしまって選択肢を狭めていたし、怒りに我を忘れていて冷静に考えられなかったし、良心の呵責に苦しんで
👉酒で自分を麻痺させようとしていた
アルコールを飲んでも事態は好転するわけでもないし、不安がなくなるわけでもないのに、飲んでは深い溜息をついて、また飲んで。
お酒に逃げて、何も考えないよう現実逃避して、酔いが醒めたときに我に帰って、更に自己嫌悪、という負のループ
今にして思えば、プライベートや仕事の悩みを自分独りで抱え込んで、すべてを自分で解決しようと言う思いが強く働いていたのだと思います
もう少しヒトに頼る事をしても良かったかな
あと、断酒して気づいたのが
自分自身物凄く我慢強くて、ストイックに努力を積み重ねることが出来る性格なんだなと言うこと
めっちゃ諦めの悪い性格だと言うこと
アルコール依存症のデイケア
テーマに沿って話すことで、自分の中にある心理状態や考え、性格的なことを言語化することで、自分に対して思いもよらなかった気付きがあります
気付きは、人を成長させ、アルコール依存症からの回復に役立ちます
アルコール依存症になって、酒は飲めなくなりましたが、ボーッと生きていた頃より、良い生き様はしているなと感じます





