昔から閑散として客の来ない暇なお店のことを「閑古鳥が啼いている」といいますね。
TO IN A SLUMP OF A BUSINESS
この閑古鳥とはどんな鳥なのでしょうか、実際にいるのでしょうか。
閑古鳥はいます、カッコーの別称です。
全長約35㎝・翼と尾が長く・全体に灰色で、日本には夏鳥として飛来。
閑古鳥(カッコー)の鳴き声は格別もの悲しくて切ない声なので悲哀があり、松尾芭蕉の俳句にも詠まれています。
そこから繁盛しなくて寂れたようなお店を「閑古鳥が啼いている」と、揶揄するようになりました。
似たような表現で「お茶を挽く」ともいいますね。
遊里の遊女は指名などがなく暇な時は、茶臼で茶を挽かされたりしていたので、暇なことを「茶を挽く」と芸者・遊女・女給などの間で使われました。
飲食店は「客が客を呼ぶ」といわれ、繁盛店は客の入りで、更に繁盛しますね。
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