閑古鳥が啼く | そば雅 (そば打ち職人)

そば雅 (そば打ち職人)

長野へ出掛けた帰り道に檜の麺棒を購入したのがキッカケで蕎麦打ちに挑戦しましたが実に難しく、美味しい手打ち蕎麦を極めようと独学で研鑽。
今では蕎麦の奥深さに魅了され、少しでもこの思いを広めたい、と思っています。

昔から閑散として客の来ない暇なお店のことを「閑古鳥が啼いている」といいますね。    

TO  IN  A SLUMP OF A  BUSINESS

この閑古鳥とはどんな鳥なのでしょうか、実際にいるのでしょうか。

 

 

閑古鳥はいます、カッコーの別称です。

全長約35㎝・翼と尾が長く・全体に灰色で、日本には夏鳥として飛来。

閑古鳥(カッコー)の鳴き声は格別もの悲しくて切ない声なので悲哀があり、松尾芭蕉の俳句にも詠まれています。

 

そこから繁盛しなくて寂れたようなお店を「閑古鳥が啼いている」と、揶揄するようになりました。

 

 

 

似たような表現で「お茶を挽く」ともいいますね。

遊里の遊女は指名などがなく暇な時は、茶臼で茶を挽かされたりしていたので、暇なことを「茶を挽く」と芸者・遊女・女給などの間で使われました。

 

飲食店は「客が客を呼ぶ」といわれ、繁盛店は客の入りで、更に繁盛しますね。

 

 

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